いったい誰の精進が悪いのだろうか?ついに3日連続の雨である。それも土砂振りである。
朝から、盆踊りの中止宣言が出た。
今年が60回目の記念大会であったはずが・・・。60年の歴史で初めての開催不能である。
日本中が変な天気の連続だ。今後もこんな異常気象が続くのだろうか?
盆おどりやその他の行事が中止になってしまうと、観客は、家に引き籠もってしまい街中には出て来ないから、客数は例年の半分どころか、10分の一、イヤイヤ、30分の一以下と云ったところであろうか。パラパラとしか街中そのものに客が居ないのである。
いかに大道芸が観客を喜ばせる行事であっても、肝心の観客が少ないのでは集めようがない。
この日も雨用のシフトを組んだのだが、8組それぞれ1回ずつの演技しか組むことが出来ない。
今日はまつりの最終日であるから、16時からファイナルショーの予定を組んでいるが・・・。
去年は一番人が集まり易く、大勢が見られる広さの「8・9丁目交差点」で開催したが、今年の場所は広小路2区である。「十勝小唄」のコンテスト会場であるが、そこで使用したステージをそのまま継続して使かわせてもらうことにした。
ステージ上で演じるのは初めてのことである。
今年は、私もマジックで前座を務めることにした。衣装は太ってしまって着られないから、錯視を使ったタキシードに見えるTシャツ姿で舞台に立ったのである。演目は椅子を使った人間浮揚術のイリュージョンマジックである。
急遽、助手を頼んだ子と何度か練習をして本番に臨んだのであったが・・・。
まぁ、何とかかんとか様にはなったのかなぁ〜。
このファイナルショーは、帯広独自のもので、出演芸人さん全員が、趣向を凝らして、まったく新たな演目を創り、コラボレーションをする。このファイナルショー見たさに、毎年本州から観に来てくれる常連さんが居るほど面白いのである。
この日も、私のマジック以外は素晴らしいコラボレーションであった。
終了後の集合写真では、私を中央にして映してくれたので嬉しかったぁ〜。
後片付けを済ませた後に、これまた恒例になっている平和園での打ち上げ焼肉パーティである。出演者とボランティアスタッフ総勢40名以上が楽しい時間を過ごした。
芸人さんや元気なボランティアの人達は2次会に行ったようだが、私はヘトヘトであったから、帰宅してすぐに寝た。
3日間のこの仕事は、60歳の身にはかなり辛い。
2002年から17回もやっていると、それだけの分、年を取ったと云うことである。来年を花道にして現役引退を考えようかなぁ〜。