平原まつり2日目、朝から激しく雨が降っている。
この雨ならば、屋根の掛かっていない平原通りでの行事は、全部中止である。
警察が午前中に道路の通行止めの解除をして、車を通し始めたから必然的に、夜の盆踊りも中止である。
大道芸では、好天用の15日のプログラムでは、8・9丁目交差点で2つ、10丁目街区北側では5つ、南側では9つ、広小路3区では5つのプログラムを組んでいたが全部中止にして、雨天用のプログラムに変更した。
すぐに、新しいスケジュール表を作成して印刷し、観客に配ったが、この日開催予定のほとんどの行事が、屋根の掛かった広小路に集中するから、どうしても混乱は避けられない。
大道芸は一番端っこの4区を割り当てられた。手前の3区では、高校のブラスバンド等の行事をやっているが、楽器の出し入れの際に、4区の前にトラックを停めて運搬している。音が出るのは広小路に行事が集中するのだから仕方がないが、このトラックが車体が壁になって、4区で何をやっているのか客からは全く見えなくなってしまっている。もっと他の行事に対する配慮もしてもらいたいものだ。
まつり本部も広小路を見回って、こういった緊急時の対応をしなければならないのに・・・。電話の対応が大変だったとのこと・・・。
この辺りの対応がまだまだ不十分で不満である。
それでも、大道芸は何とか20:00まで頑張ったのだ。
大道芸人の主な収入は観客からの「投げ銭」である。雨で中止になると、それだけ実入りが少なくなってしまう。
演じる回数が少なくなると、これまたその分の収入が無くなってしまうのである。
まさに戯れ唄の通りに「大道芸殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の3日も降れば良い」なのである。
明日が晴れないと、本当に3日間の雨になってしまう。