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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-08-29-Wednesday 来訪

十勝環境ラボラトリー(TKL)を開始したのが1996年1月、

解散したのが、2006年12月末。10年間の活動期間であった。

当時お世話になったY先生が、十勝を訪れたいとの連絡が入った。もうかれこれ13年振りくらいになるだろうか?

TKLは、「十勝に21世紀型の大学を創りたい」と云う青年会議所(JC)の活動から派生した組織である。

私が地球環境問題を考える大学「国際環境大学」を創ろうと1993年に提案したことが、キッカケとなって段々と大きな活動になって行き、95年には150名程のJCメンバーの内のおよそ3分の一を占める2室4員会の「国際環境大学構想プロジェクト」を担当する副理事長としてこの問題に取り組んだ。翌96年に大学教授や日本の一流企業のバックアップをもらってJCとは別組織の「十勝環境ラボラトリー」を設立。同時に9つのプロジェクトを同時進行で行っていたのだ。一言ずつで簡単に説明すると、いずれも「十勝」の場所に合った「こと」を行い、地球環境問題に貢献することを目的としていた。

①場所カーP(電気自動車の開発)

②場所環境住宅P(パッシヴ住宅の開発)

③国際環境大学公開講座(著名な学者などを招いて月一の講座開設)

④十勝の場所の意志に学ぶP(週一の十勝毎日新聞紙上でのセミナー開設)

⑤都市構想P(後に北の屋台につながる)

⑥場所環境童話製作P(アイヌの口承を絵本として出版)

⑦田園ライフスタイルP(農家と都市生活者との接点開発)

⑧十勝川水系調査P(十勝川をカヌー・熱気球などで探査)

⑨食文化P(十勝の産品を使った新しい料理の開発)

などを行っていたのだ。

私は事務局長として、全てのプロジェクトの事務を担当したのであったが、当時、毎月招聘する学者の送迎も担当していたから、皆さん、私の顔を憶えてくれた様だ。

未だに、私を指名して訪ねて来てくれるのは嬉しいことである。

開始した頃の私の年齢は37歳。若かったなぁ〜。元気だったなぁ〜。

それが今は還暦の60歳。年取ったなぁ〜、もう元気が無いなぁ〜。

当時は、恐いモノ知らずで、バリバリやっていたのだが・・・。