帯広駅周辺ととかちプラザを会場にして「とかちマルシェ」と云う食のイベントが開催されている。
80店以上の飲食の露店(テント)が集合する一大イベントである。昨年よりもかなり規模を拡大しているようだ。これだけの数の屋台が並ぶと壮観である。
31日の午前9時に、自宅からマジック・ミュージアムに徒歩で向かったので、準備段階から目にしたし、帰りは丁度昼飯時の12時だったので、途中で何かを食べて帰ろうと思ったのだが・・・。
自宅と会社の区間を地理的に説明すると、自宅と会社とは徒歩約12分間の距離で、ちょうど中間地点に帯広駅が在るのである。
行きはともかく、帰りは昼食時だったので、人が大勢出ており、歩くのにも困るほどの人出であった。
勉強の為に、一通りのテントを見て歩いたのだが、メニューは肉類がほとんどで、還暦過ぎのお腹には、昼から肉は少々重過ぎる。どこかに蕎麦がないかなぁと探したのだが、うどんや焼きそばしかない。あれあれ、十勝の名物のひとつが蕎麦だと思っていたのに・・・。
とかちプラザと駅の間の車道を封鎖したのはヒットであった。いちいち横断歩道まで移動するのは面倒だものね。
もう少しメニューにバラエティ感があっても良いかなぁ〜。
今年の七夕まつりの時にも感じたことだが、十勝の人はイベントに飢えているのではなかろうか?
80店舗以上の屋台が集合すると云うのは、台湾の台北で経験した「夜市」以来であるが、雰囲気がまるで異なっていた。
帯広のは、昼間と云うこともあるのだろうが、何故だか賑わいを感じなかったのだ。
台北の屋台は商品を「見せる」ことにも力を入れていた。
今回の帯広のは、売り手のパフォーマンスが足りない感じがした。屋台は美味しそうに見せる見せ方と、煙などの香りと、作る時のパフォーマンスが融合していて、見ているだけで楽しくなるし、食べたくもなる。
まだまだ、売り手側が、こう云うイベントでの売り方に慣れていないのであろうなぁ〜。
回数を重ねていけば、面白いイベントに育っていくであろう。