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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-10-15-Monday 消費増税

安倍首相が来年10月に

消費税を10%に上げると宣言したと云うニュース。

以前から言っていたのだから、別段、驚くほどのことではないが・・・。

私は「軽減税率」の方が大問題だと思っている。与党でもある公明党の賛意を得る為に、導入したと言われているのだが、まったく馬鹿げた税制である。

世の中に混乱しか起こさないと予言しておこう。

貧困者救済の為だと云うが・・・、人間は、金持ちも貧乏人も食べなければ生きていけない生物なのである。高い食材を買うのは金持ちなのだから、食材を軽減税率にしたらその分、金持ちを優遇することになる。皆から等しく取れば良いのだ。その上で、年収が少ない人達には、税金を戻してあげた方が良い。

やれ、買って帰ったらどうとか、イートインならどうとか、店の方も、客の方も訳が分からなくなるであろう。実に馬鹿馬鹿しい限りだ。税金はシンプル イズ ベストなのである。複雑にしたら、またコス狡い奴が儲けるだけだ。

今更、消費税を10%に上げたところで、政治家や官僚が、補助金だとか不要な箱物建設とかオカシナ税金の使い方を止めない限り、財政の健全化など絵空事で全く無意味なことである。

今年、還暦になった私達の世代は、60才定年での完全隠居は難しいだろう。年金受給までの数年間は働かなければならないだろうし、受給されても年金だけでの生活は困難であろう。

それでも、おそらく年金額は減らされるであろうけれども、まだ何とかかんとか貰えるであろうが、一回り下の連中の世代は、一体どうなるのであろうか?

現在、日本には100才超の老人が6万数千人も居るのだと云う。しかも、その内の6万人が女性だと云う。女は生物学的にも強いのだなぁ〜。

内容が正しいかどうかは検証していないから分からないが、とある週刊誌によると60〜80才までの20年間に必要な生活費は、年180万円ほども掛かると云う。そうすると20年で3千6百万円掛かる計算だ。100才までの、もう20年を入れると7千2百万円!

住む場所によって家賃や物価も違うであろうが、誰がどう考えたって、60才で無収入になって、40年以上も年金だけで暮らせる訳がない。

政府は、65才定年にして、70才から年金支給を始めるなんて考えているようだが、男性の健康寿命は72〜73才くらいだから、定年後に3年程しか隠居生活を送れない。後はベッドで寝た切りか!

あぁ〜嫌だ、嫌だ!考えるのも嫌だ!あまり長生きはしたくないなぁ〜。