が発覚したと云うニュース。
問題となっているのは、免震・制振用のオイルダンパーという装置。
KYBは国の基準や顧客が求める仕様に合わないことが検査で分かったにもかかわらず、数値を改竄して出荷。商業施設、マンション、病院や自治体庁舎などに設置されていたと云う。
オイオイ、それはないだろう!
これが事実だったら、この会社は倒産必至であろうなぁ〜。
KYBや国土交通省は安全性には問題はないと説明しているが・・・、
対象の装置は交換工事が必要だろうなぁ〜。
ゼネコン関係者によると、数値が改竄された製品が導入された内訳の、9割超を占める「免震用」オイルダンパーは交換工事が比較的に容易なのだと云う一方で、「制振用」オイルダンパーは壁の中などに設置されるのが一般的で、交換工事には壁を壊しての交換等の手間がかかると云う。
建築が終了して完成している建物の壁を壊す?
これには、オイルダンパーの値段なんかよりも遥かに高額な工事費用や損害賠償が請求されるであろうなぁ〜。
地震対策で、後付けでオイルダンパーを設置したビルを何棟か見たことがあるが、決して格好の良いモノではなかった。
新しく建設するビルなら、最初から建築時に組み込んで、デザイン上も目立たない様にとしたはずである。それを、壁を壊して、付け替えて、また新たに壁を造る? それこそ二重三重の手間と時間、経費が掛かるし、見た目も悪くなってしまう恐れがあるだろう。
後付けした建物だって、設置場所によっては「営業を停止しなければならなくなる」であろうから、その被害額は膨らみかねないであろう。
「制振用」のダンパーだったら、地下などに設置するのだろうから、取り替え工事は大変な大工事になるだろうなぁ〜。
何故、こんなバカな改竄なんてことをやるんだろう?
今の時代、不正はバレるに決まっているのに・・・。バレた時のリスクは莫大で、会社を倒産させかねない。
今回は、建物だけに影響は大きく。スカイツリーも該当していると云う。帯広でも、新しく建築したばかりで、これから引っ越しをする「厚生病院」もそうだと云う。果たして予定通りに引っ越しが可能なのだろうか?
人騒がせな事件であるが、噂の免振は出来ないであろう。