「メンズ・セレクション」さんが来年の1月末で撤退したいとの申し出があった。
メンズ・セレクションの社長さんからは11月1日以降は退店の情報公開をして、新規テナントの募集を開始しても良いとの了承を得ているので、今月中旬頃から不動産屋関係に情報を流そうかなぁと考えていた。
こういう情報が伝わるのは、早いものであるなぁ〜。まだ誰にも言っていなかったのに・・・。
当方の準備がまだ整ってもいない内に「あそこの店が空くのですね?借りたいのですが・・・」と云う申し出が来たのである。
しかし、家賃などの条件もキチンとは決めていなかったから「11月中旬から情報公開をして募集をしますので、その際にご応募下さい。」と返答したのである。
「平原通り」は、かつての勢いが失われているとは言いながらも、帯広駅前のメインストリートである。すぐ北側隣には「六花亭本店」があるし、更に北西側には「藤丸デパート」がある。
一応はまだ、帯広の街の顔の場所であると思っている。
坂本ビルの面積は2戸分であるから、その間口は約22m。メンズ・セレクションはその内の半分以上の間口約12mを使用している。つまり、他の1戸分の店舗では不可能な広さの間口を持っているのだ。
メンズ・セレクションの使用していた面積は約60㎡(約18坪)で、奥行きが5.4mほどの細長い長方形であったが・・・。
そこに隣接する約29㎡(約9坪)の四角い場所(5.7×5.0)を、私が「マジック・ミュージアム」の「イリュージョン」の道具を展示する場所にしていたのである。
そこの場所の面積を合わせると、T字型の店舗になり、奥行きが出来る。そこを厨房などにすれば、飲食店の形としてはとても使い勝手が良くなるのである。
坂本ビルの常務である妻は「1階は賃料を稼げる場所なんだから、道楽のマジック・ミュージアムになんか使わないでちょうだい!」とキツク言うのだ。
私としても、マジック・ミュージアムを長く運営していくためには、収入源を確保しなければならないから異存はないのだが・・・。
イリュージョンの道具は箱物が多いから、展示するには場所を取るのである。これを他の場所に移動させるとなると・・・。
これは、いよいよ新しい場所を、長期的プランで用意しなくてはならなくなった。
坂本ビルに、動きが出て来たのである。これは良いことであると思う。
この際だから、一階の正面には、昼間も営業してくれる業種を入れて、マジック・ミュージアムは別途に考えることにしよう。
街中に進出しようと思う意欲的な人を募集したい。我と思わん方は坂本ビルまで!