というのは感慨もひとしおである。
気持ちは嬉しくて興奮しているのだが、身体は疲れているようで、ホテルのベッドに入った途端にバタンキューであった。
17日の朝方、10月29日にマジック・ミュージアムを訪問して下さった世界一のマジシャンである島田晴夫さんから「明後日、米国に戻ります。先日、東京で古谷さんから新聞記事などをもらいました。もう後戻りは出来ませんよ(笑)!素敵なミュージアムになるように一緒に構想を練りましょう。来春に古谷さんご夫婦と一緒にロスの自宅を訪ねて下さい。」とのお電話を頂いた。マジック・ミュージアムの今後もしっかり検討しなければならないなぁ〜。
前日の孫の誕生と嬉しいことが重なった。「こいつぁ〜朝から縁起が良いわい!」
東京から次女が出産祝いに駆け付けると云うので、婿さんから車を借りて最寄りの駅まで運転して行く。本州の道は狭い。北海道なら絶対に片側通行だろうと思う様な道でも相互通行である。
電車到着時間まで、まだ早かったので駅の近くで見つけたカメラ屋に飛び込み、昨日撮影した写真を数枚プリントアウトした。
写真で見ても可愛いなぁ〜! 我ながら孫バカ振りを発揮している。
面会開始時間までは、まだ時間があるので、次女と一緒に3人でレストランに入って食事をしてから、病院に向かう。
嫁ぎ先の親類たちも集まって来ている。
出産直後は怖くて赤ちゃんを抱けなかったが、今日は抱かせてもらう。皆から顔がニヤケテいるとからかわれるほど目尻が下がっていたようだ。
3000gちょっとと云うのは、軽いようでも重たいものだ。抱き慣れていないから抱かれ心地が悪いのだろう、私が抱くと愚図る。妻にバトンタッチすると泣き止むのだ。やはり男の腕では感触が違うのだろうなぁ〜。
出産直後の羊水でふやけた顔が、今日は締まってキリリとした顔になっている。赤ちゃんの顔を眺めていると飽きることがないから、時間が経つのを忘れてしまう。
夕方の面会時間ギリギリまで病院に居たのであった。
夜は、嫁ぎ先の実家近くのカラオケ付き中華料理屋で、両家と親類が揃って大宴会である。23時まで飲めや歌えやで楽しんだ。
調子に乗って飲み過ぎたが、気分が良いと二日酔いにはならないようだ。
まだまだ、嬉しさが持続している。こりゃ〜当分は目尻が下がり放しかなぁ〜!