«前の日記(■2018-12-01-Saturday) 最新 次の日記(■2018-12-04-Tuesday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-12-03-Monday 都市計画家協会

日本都市計画家協会の北海道支部の

苗穂駅見学会&忘年会が3日、札幌で開催された。

何故だか私も、北大の教授だった小林英嗣氏に誘われて、会員になっているのだが、もとより都市計画なんて全くの門外漢であるし、帯広と云う遠隔地でもあるため、これまでに数度しか会合に出席したことがなかったのである。

それが、たまたま、明日の4日が、北大病院での前立腺癌治療後の検診日に当っていたので、一日早くに行って、久し振りに出席することにしたのだ。

集合場所は1ヶ月程前に再開発されたJR札幌駅の隣の駅の「苗穂駅」である。この構想を担当した会員に案内してもらう見学会とその後に忘年会を開催すると云う。

苗穂地区は北海道開拓当時に工場群があった場所で、札幌ビールの工場跡地にはビール園や博物館などがある。

苗穂駅の北側には「ARIO」と云う大きなショッピンセンターがあり、ここのオープン時には見学にも行ってもいる。ARIO見学の後には、苗穂駅まで細長い歩道橋で線路を渡って、電車で札幌駅まで戻ったのであったが、当時の町並みはかなり古い感じであったし、商店街のようなものも無く、寂しい町という印象であった。

その歩道橋の横に幅員6m、長さ130mもの連絡通路を作り、苗穂駅を札幌駅寄りに新築し、更に、線路の南北に広場を作り、高層マンションなどを3棟建てる再開発事業を行う予定なのだと云う。

札幌駅からだと徒歩でも20分ほどの距離であるから、この開発で急激に人口が増えるのであろうなぁ〜。

札幌は、私が一人で親類の家に遊び行き始めた小学1年生の頃(昭和39年頃)には人口も5〜60万人程度の街であったのだが、札幌オリンピックを境にして急激に増えて、現在は170万人も居る。

北海道中から、人が集まって来ているから、マンションがドンドン建てられてもすぐに売れるのだと云う。住む目的だけではなく投資目的で買う人も多いのだそうだ。

何だか、成長が早過ぎて、インフラ整備や、まちづくりが伴っていない様にも感じる。

忘年会の会場の開始時間まで、時間があったので、苗穂駅前の立ち飲み酒屋で一杯ひっかけてから、会場に向かったのであった。

会場に着いて、注文した品が出てくるまでに小林先生のリクエストでカードマジックを演じたら、その後はずっと私のマジック談義になってしまった。二次会もマジック好きな亭主のいる居酒屋に連れて行ってもらったのであった。

何だか、マジック漬けの一日になってしまったが、私にとっては楽しい一夜であった。