夫婦2人だけだとクリスマスイブなんて云っても、普段の日と特段変わるわけではない。
3日連休ともなると、更に輪を掛けて暇なのである。
私は、朝から読書三昧。高田崇史の「神の時空(かみのとき)」シリーズの最終巻である『「前記」「女神の功罪」』を読み終えた。
これでようやく「神の時空」シリーズを全9巻読破したことになる。勘違いから読む順番が第1巻からではなく変則的な読み方になってしまったが、こう云う読み方もなかなか面白いもんであるなぁ〜。神社仏閣を巡る旅が好きであるが、来年は日本三景の天橋立方面の神社仏閣を回りたいものである。
この巻の最後の方で「明治神宮」の謎が提起されるが、答を出さなかったところをみると、まだ筆者自身が明確な答えを見出していないのだろう。
大正時代に造られた明治神宮にも謎があると云うのは面白いなぁ〜。今後、別の小説で明治天皇入れ替わり説でも展開するのだろうか?
高田崇史の小説は、「古事記異聞」シリーズの第1巻「鬼棲む国、出雲」と第2巻「オロチの郷 奥出雲」も買ってあるのだが、まだ読んでいないので、これを読むことにした。
夜までに1巻目の「鬼棲む国、出雲」を読み終えた。
今年の4月中旬に、夫婦旅行で出雲地方を訪れたのだったが、巡った神社の出雲大社、日御碕(ひのみさき)神社、熊野大社、八重垣神社、神魂(かもす)神社などが登場して、それぞれの神社の謎が解説されていく。読みながら見て来た場所の記憶を辿ると小説がより面白くなるのである。
この本の発刊日をみると2018年6月6日である。行ってしまった後に出版されていた、残念! 行く前に読みたかったなぁ〜。先に読んでいたら、もっと旅行が楽しめたのに・・・。