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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2018-12-26-Wednesday チャレンジ

還暦を過ぎてチャレンジ精神など

もう無くなっていたのかと思っていたのだが・・・。

何だかこのところ急にヤル気が出てきたのである。

人生と気分には「波」ってもんがあるようだ。

父が平成4(1992)年に満64歳で亡くなった後を継いで、坂本ビルの社長に就任したが、父が運営していたのは寄合百貨店形式の「サニーデパート」であった。

いわゆる「物販」が中心のビルであった。しかし、92年はバブル経済が弾けた直後で経済はどん底で、中心街からは店舗が撤退し始め、郊外にロードサイド店舗が進出していた時代であった。

我が社の立地や規模では「物販」の店舗運営は難しくなると考えて、思い切って「飲食」の店舗にガラリと転回させたのであった。

この構想はヒットして、地階「つぼ八」、1階「いろはにほへと」、2階「白木屋」、3階「魚民」が入居する居酒屋ビルに変身して経営を建て直したのであった。

当時の私の年齢は34歳。ヤル気も体力も充分にあった。

地階の「つぼ八」が退去してからは、地階の約140坪は空きスペースとなっていた。

しばらく停滞していた我が社のビルが、今年になって動きが出てきたのである。

それは、地階に100名規模の階段状の客席を持った小劇場を造りたいとこのブログに書いたことから始まった。

小劇場創設に共鳴する人間が複数現れてきたのである。12月に入ってから、少しずつ現実化の方向に進んでいる。

小劇場と云う「箱」を造ることは、資金さえ潤沢に有れば(資金は無いが・・・)出来ることではあるが、造っても使用する人間が居なければ意味を為さない。多くの人々が使うからこそ、文化が生れ活力が生まれるのである。「マジック」「音楽」「演劇」「落語」「映画」「講演」など等に活用をしたいのである。

帯広にある階段状客席を持つホールの収容人数は、「とかちプラザのレインボーホール」が350名で最小である。

17万人の人口規模で350席を埋めるのは結構難しいのだ。先般の沢田研二ではないが、350名の席数に100名の観客では3分の一しか埋まっていないから、演者側としては非常に演じ難いのである。最初から100名で満席の会場ならば、いつも満席状態で高揚感も得易いと思うのである。

私は演者側の立場も分かっているから、使い勝手にも気を配りたい。

焦って造るつもりもない。まずは一緒に活動してくれる仲間を募ることが重要であると考えている。こう云う事業は楽しくなければイケナイ。

坂本ビルの事業の中心を「物販」→「飲食」→「エンターテインメント」に変化させていきたいと考えているのである。興味のある人はぜひ参加してもらいたい。