空港に着くと、帯広便の搭乗口に、背が高くてスタイル抜群で、人目を惹く容姿の外人美女が20名ほど待っているではないか。
どうやら、ミスインターナショナルの様な、ミスコンテストに参加する女性たちであるらしい。
でも、どうして帯広なんだろう?
飛行機の中では、集団で固まって座る訳ではなく、皆がバラバラに座っている。最近はチケット購入時に座席の指定をするから、きっとチケット購入が遅かったのであろうなぁ〜。私の横も空いていたから、隣に座らないかなぁ〜と待っていたのに・・・。
私の横には座らなかったのであった、残念!
帯広空港の駐車場に置いてあった車が、3日に降った雪に埋まっていた。4日には少し気温が高かったのであろう。ザラメ状に雪が凍っている。東京には手袋を持っていかなかったので、素手でドアの氷をどけてエンジンを掛けてから、トランクに積んである小さなスコップを取り出して車の屋根の雪を降ろして会社に向かった。
会社で仕事を済ませてから、帰宅し、すぐに録画しておいた3日放送の「コツコツ人生館」を見てみる。
見て、エッと絶句し唖然とした。私の部分の放送時間は2分にも満たないではないか。
こんな申し訳程度に映すくらいだったら、最初から私にオファーなんぞしければ良かったのに・・・。
結構忙しかった年末、年始に撮影に関わり、東京での撮影の前日まで実演のマジックの演目が決まらずにヤキモキさせられたのに・・・。
テレビに出演するからと、多くの知人に宣伝もしたのに・・・。
これでは、いい赤っ恥である。
テレビを見た知人からは「何か事故でもありましたか?心配です」なんてメールまで入った。
これは放送事故みたいなもんだろう。
もう笑っちゃうしかないよね。
他の4人のコツコツさんと私とでは、私一人だけ異質な存在であったことは確かであったが・・・。私だけ番組の趣旨(奇人変人)には合わなかったのであろうなぁ〜。
放送をリアルタイムで見ないで良かった。もしも、これを3日に見ていたら気分を害してせっかくの同窓会も奇術協会での講演も、苦虫を噛み潰した様な顔でやっていたかもしれないなぁ。
最近のバラエティ番組は、素人の出演者よりもタレントのアドリブの悪ふざけの方を優先する演出なんだなぁ〜。その方がテレビ的には面白いのかもしれないけれども、出演依頼した素人にはヒドイ背信行為である。もう二度とバラエティ番組には出ないぞ!