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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-02-20-Wednesday ロサンゼルス5

今日はL.Aを離れる日である。

キ—リー夫人は早朝に仕事で出掛ける。私と古谷さんの2人の妻にGODIVAの高級チョコレートの詰め合わせをプレゼントしてくれた。

帯広にも近い内に遊びに来て欲しい旨を伝えると、必ず行きますと返事してくれたし、小劇場の名前は考えておきますとのこと。これも楽しみである。果たしてどんな名称になるのだろうか?

ロス空港の出発時間は昼の12時丁度である。国際線は2時間前までに空港に到着しているのが原則である。島田師に9:00に島田邸を出たいと言うと「空港まで10分だから9:30でも大丈夫ですよ」と言われるが私は心配性なので「早目早目に余裕を持って対応したい」と告げ、9:00に出発する。帰りも空港まで島田師が運転して見送って下さるのである。神様みたいな方に送迎までしてもらうなんて・・・。

駐車場に車を入れて、一緒にカウンターでの手続きに付き合って下さり、出国ゲートまで来てくれて、ここで握手とハグをして別れる。

やっぱり頂点を極めた方と云うのは謙虚で気遣いも素晴らしい。ますます尊敬の念を深める。

この4日間はアッと言う間に過ぎてしまったが、いくらお金を積んだとしても経験出来ないような貴重な経験であった。一生の思い出になった。

出国審査は、入国よりも遥かに楽で早かった。JALのラウンジでゆっくりしようと向かったのだが、ロス空港のラウンジはJAL単独のサクララウンジではなく、数社共同のラウンジであった。場所も狭いし、料理も少ない。それでも食事を済ませてのんびりと時間をつぶす。

搭乗口に近いショップで、トランプ大統領のお面が売っていた。ミュージアムに島田晴夫コーナーを作る時に、ノッペラボーのマネキン人形をいかに島田晴夫と認識させるのかの方法をずっと考えていたのだが、この方法があったか!参考の為に購入しておいた。

帰りの飛行時間は12時間ほども掛る。行きと逆に一日損をすることになるが、飛行機の中で寝てしまうと時差ボケをしてしまうので、頑張って到着までずっと起きていなくてはならない。

機内で5本の映画ビデオを見続けて一睡もせずに起きていたのであった。

成田空港の入国審査も簡素化されていてスムーズに入国出来た。成田空港で国内線の新千歳行きに乗り換えるのだが、空港内をやたらと歩き回らせられる。2kmほども歩いたのではなかろうか?

乗ったのは成田空港発18:45−20:35新千歳空港着の飛行機である。新千歳空港で古谷さんと別れて、彼はJRで札幌に向かう。私は千歳市内のホテルに宿泊する予定だ。

もしも新千歳空港駅発21:16のJRの列車にギリギリ乗れれば帯広駅には23:41に到着出来るのではあるが、冬の北海道の移動は遅れることが多いので、間に合うかどうかと焦るのが嫌なので最初から後泊する予定にしてあったのだ。

千歳市内には飲食店が少ないから、空港で夕食を食べてからホテルに向かおうと考えたのだが、空港内のショップは既に終了してシャッターが降りていたので、そのままタクシーで千歳のホテルに向かう。

21:00にホテルに到着、チェックインして荷物を部屋に置き、すぐにホテル向かいの焼鳥屋に入る。

食べ始めた21:22であった。突然ドド〜ンと地面が突き上がりゴ〜ッツと言う音がして激しく地面が揺れた。地震である。店内の客のスマホから警告音が響く。テレビ画面を見たら厚真町で震度6弱の地震だと云う。千歳は震度5弱。去年9月のあのブラックアウトを思い出した。その時と同じ場所での地震である。

腹が減っていたので、注文品は全部食べ終えてから、ホテルに戻るがエレベータが停止しているので非常階段を登って部屋に戻る。足が攣ってしまった。古谷さんは乗っていた電車が停止してしまい電車内に閉じ込められたと言う。

ホテルでは睡眠導入剤を飲んでグッスリ眠るつもりであったが、余震が起きたら困るので、すぐに脱出出来る用意をして服を着たまま眠る。

結局余震は起きなかったが・・・。