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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-02-19-Tuesday ロサンゼルス4

L.A島田師邸滞在3日目(19日)

午前中は、島田師邸で資料と写真を見ながら説明を聞く。

島田師は現在、日本在住のマジシャンでライターでもあるsteve Marshall氏のインタヴューを受けながら「SHIMADA 侍の精霊」と云う本の出版を準備中である。

写真も豊富に入れたハードカバーの大きい分厚い本になるそうで、自身の生い立ちから現在までの全てを語っているのだと云う。英語で書かれる本で、世界中の英語圏で販売されるという。

その初稿を拝見させてもらったのだが、今回、我々に語ってくれている内容も、その本に添ったものであるという。だが、日本語翻訳版が日本で出版されるのかは未定であると云う。マジック関係書籍を多数出版している東京堂出版社が発刊して欲しいものだなぁ〜。

英語版が出版される一足先に、直接本人から、ロサンゼルスのご自宅で同じ内容のことを聞かせてもらっているのであるから、こんなに贅沢で凄いことはない。嬉しさと感動で一杯である。

島田師の記憶力は凄い!ご本人は「昔のことは良く憶えているけど、最近のことは・・・」と謙遜しておっしゃるが、年代や人名もスラスラと出て来て、話されるエピソードはとても興味深く面白い。映画の題材にもなりそうなほどである。

私も聞いた話で日本語版を書こうかしら・・・。

明日20日の昼発の便で日本に戻るから、今日がL.A滞在の実質的な最終日になる。

今日は、普段の島田夫妻の生活を見せて下さると云う。

まずは、日本の食品を豊富に扱っているスーパーマーケットに買い出しである。キ—リー夫人はベジタリアンで、しかも主に有機野菜を食べていると云う。

スーパーマーケットのショッピングカートを押す島田師、野菜をその籠に入れるキ—リー夫人の姿を写真に撮っても良いでしょうか?と尋ねたら、どうぞと言われたのでカメラで撮影したのだが、こんな写真は貴重であろうなぁ〜。

昼食は、別なショッピングセンターに日本食の、ラーメン、天ぷら、丼物、たこ焼き、寿司などの店が6店ほど入居するフードコートに連れて行ってくださった。そこで北海道のラーメン店「山頭火」のラーメンを食べる。ここの「辛ミソラーメン」が好きで良く食べに来るのだそう。

この2軒だけでは材料が完璧に揃わなかったとのことで、もう1軒大きなオーガニック食品のスーパーマーケットに行く。キ—リー夫人が買い物している間に、コーヒーショップでコーヒーを買って、外のベンチで待っている間に、再度、鳩出しアクトの細部のこだわりや燕尾服を作ったテーラーの話などを聞く。天気は快晴無風で快適。暑いくらいである。

夫人の買い物が終わり自宅に戻る。夫人が料理している間に、また別の資料と写真を拝見しながら話の続きを聞く。夢中になって聞いている内に、夫人がそろそろ食事にしましょうよと云う。時計を見たら20時を過ぎていたのであった。時間がアッと云う間に過ぎてしまう。

スパゲッティの最後の味付けは、島田さんがすると云う。キッチンに立って料理する島田師の姿もカメラに収めた。これも希少なショットであろう。

4人で乾杯する場面は自動シャッターで撮影し、島田師、キ—リー夫人合作の手料理のディナーである。これまた、なかなか体験できない貴重なことであろう。

食後に、キ—リー夫人にマジック・ミュージアムの写真をUSBスティックに入れて持参した映像を見てもらう。夫人は10月29日には来日していないからだ。想像されていたのと違ってマジック・ミュージアムの展示品の多さに驚いたのであろう。ここに島田晴夫コーナーが出来るのは素晴らしいことだと喜んでくれたので私も嬉しかった。

小劇場の平面図を見せて、劇場のネーミングを依頼したら喜んで引き受けてくれた。こけら落しには島田師がマニピュレーションを演じてあげると言ってくれた。これまた感激である。

興奮冷めやらないが、明日の帰国に備えて荷造りをしなければならないので部屋に戻ったのであった。