«前の日記(■2019-03-30-Saturday) 最新 次の日記(■2019-04-01-Monday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-03-31-Sunday 休載日

日曜日は「島田晴夫物語」は休載日。

27日から始まった連載は3月中に4回掲載されたが、反響が物凄くて驚いている。

島田さんの波瀾万丈な人生が展開していくのは、これからなのに・・・。

毎回、感想をメールで送ってくれる方も居る。

連載前のこのブログにも書いたことだが、当初は新聞への掲載など考えてもいなかったから、色々なエピソードを豊富に入れ込んでいたのである。

別件での取材で来た新聞記者に、原稿を読んでもらったところ「面白いから新聞でも連載しませんか?」との誘いを受けたのである。

新聞には。これまでにも書き慣れていたので軽い気持ちでOKをしたのだったが・・・。

当初に書いていたのは、ある程度はマジックの知識を持った人向けに書いたもので、専門用語を使って書いていたし、文字数の制約などもないから、思い付くままに書いていたのだった。

ところがである。

新聞紙上では、1回分を1000字以内にして欲しい、マジックの知識の無い読者の方が圧倒的に数が多いのだから専門用語も使用しないで書いて欲しい、14〜15回程度の連載にしたいなどの要請があったのである。

新聞用に原稿を書き直す作業を始めたのだが、これが意外と手強かったのだ。

専門用語を使えば少ない文字数で表せる文章も、万人に理解出来るように解説しながらの表現に作り直すと、文字数が2〜3倍以上に増えてしまうのである。

それでなくても、エピソードが多過ぎて1000字以内に収めるのが難しいというのに・・・。

毎回、何がしかの「核」になるエピソードを入れないと読者がツマラナイと感じてしまうかもしれないから、何を核に展開させるかを考えなければならない、その上で贅肉を削ぎ落とす作業は困難を極めたのである。

読者の方からは「テンポが良くて面白い」と云う感想をもらう半面で「エピソードに深みが足りない」という指摘もある。

新聞社からは14回で終了させると云うことだったので、深く掘り下げて書いていると全部をカバーしきれないことになってしまうのだ。

しかし、逆に制約のある中で書くから、ギュッと凝縮されて面白いのかもしれない。

十勝毎日新聞は発行部数が82,500部の新聞であるが、十勝のほとんどの世帯が購読している新聞だ。とにかく、連載の第一の目的は島田晴夫さんの波瀾万丈な人生を十勝の36万人の住民にも知ってもらいたいというのであって、全国のマジック関係者用の原稿ではないということである。

これは、まぁダイジェスト版という認識でいてもらいたい。

マジックに興味が無い読者にも、読み物として楽しんでもらいたいと願っている。

なにはともあれ連載が好評の内に進んでいるのは喜ばしいことである。毎回掲載される度に、ロサンゼルスの島田さんにもメールで送っているのだが、島田さんんもとても喜んでくださっているのは何よりのことである。

島田さんも広く読まれることを願っているので、ドンドンと拡散してもらいたい。