好評の「世界一のマジシャン島田晴夫物語」の連載も新聞そのモノがお休みなので当然ながらお休みである。
明日の新聞も、北海道知事選挙や北海道議会議員選挙の記事で埋まるであろうから、おそらく連載は休載になると思う。
これまで、新聞が午後2時頃に発行されるとすぐに本社に買いに行き、切り抜いてPCで全国の知人に送付しているが、皆さんとても面白いと喜んでくれている。
一度に14,000字の文章を読むのは大変であるが、毎日1,000字ならば気軽に読める。新聞の連載という形態が幸いしているのかもしれない。
中には、毎日、感想を送ってくださる方もいる。
新聞での連載にあたっては、マジックには無関心の方の方が圧倒的に人数が多いであろうから、専門用語は使わずに、分かり易い表現を心掛けたつもりであったのだが、やはり、どうしてもマジシャンとしての常識と一般人の常識との差を、十分には認識しきれなかったようである。
「スライハンド」の意味が分からない。
「八つ玉」なのに何故「35個?」。
アメリカで活躍した都市名はどこ?
などの質問が来たのであった。
一応ここで答えておくことにするが、
「スライハンド」とは「手錬奇術」と訳されているが、手技を使ったマジックのことである。
「八つ玉」なのに何故に35個かと云うと、色替えをやったり、一度出現させた玉を捨てて、また出すなどを繰り返して合計35個の玉を使った構成のマジックと云う意味。
アメリカで活躍した都市は、「ロサンゼルス」である。