かなり物騒な名前である。住所は西2条南11丁目(東銀座通)。
正確に言うと、厳密な意味では「マジック・バー」ではないのだが、Sマスターがトランプマジックが好きで、お客さんに見せている内に評判になり、マチュアマジシャンたちが集まるようになった。
その中には私も含まれているが・・・。
4年前の2015年3月22日に、「ゴーマル爆弾」に集まる帯広在住の5人のアマチュアマジシャンが結集して、坂本ビル4階の会場で「マジックショー」を開催したことがあった。
この5人の内3人は転勤族で、自衛隊員、銀行員、生命保険会社員であったが、偶然にも同時期に帯広に集まったのであった。この3人がいずれも4月にまた転勤で帯広を離れると云うので、最初で最後のマジックショーを開催したのである。
私も久し振りにステージに立って、とても面白かった。
この時の、銀行員が銀行を辞めてプロマジシャン「スペンサー・トリックス」となって札幌で活躍するようになり、帯広に来た時には、このゴーマル爆弾でマジックショーを開催している。
また、マジック・ミュージアムが縁で、つながった帯広の若手のマジッククラブ「サンドウィッチ」のメンバーが、このゴーマル爆弾を会場にしてマジックショーを年に数回開催していると云う。
今日は、お誘いを受けたので、初めてそのサンドウィッチのマジックショーを観に行ったのである。
マジックに限らず、エンターテインメントの多くは、回数多く演じることで上達をするものである。自分一人だけで、いくら鏡の前での練習や、ビデオを撮っての練習をしても、観客を相手にした実演を行わなければ上達はしない。
エンターテインメントは技術だけで見せるのではなく、演技者のキャラクターや観客とのやり取りなどで魅せるものなのである。
だから、表現出来る場所があることが重要なのである。
私が、自社ビルの地階に小劇場を造りたいと考えているのも、発表の場所を若い連中に提供したいからなのだが・・・。
私はこれまで、帯広では、2002年から「大道芸フェスティバル」をやっているし、駒大の「落語会」も一般向けに開放してから15年以上も連続してやっている。
2016年にオープンさせた「マジック・ミュージアム」のお陰げもあって、著名なアーティスト、パフォーマーらとのつながりも増えている。
何とか、帯広を優秀なエンターテインメントを発信出来る場所にしたいと願っている。