創立20周年記念の総会&寄席を開催するが、それに出席するために同窓会本部の萩野虔一会長が前泊で帯広入りした。
萩野会長は三重県の方なので、地理的な問題で前泊する必要があるのだが、こうして全国各地の支部を訪問して歩くのは大変なことである。
私も「観光カリスマ」として「北の屋台」関係で、全国各地を講演して歩いた経験があるが、交通の便が悪い場所には前泊、後泊が必要になるのだ。
遠いところをわざわざ来て下さった萩野会長を、一人きりにして置くわけにもいかないから、私と、幹事長、会計の3役で歓迎することにした。
せっかく来ていただいたのであるから、十勝の美味しいモノを食べてもらって十勝ファンになってもらいたいと考えた。
北の屋台出身者で、「うまいもん通り」に出店している「オブリガータ」に連れて行った。
ここは、ゆり根、ジャガイモ、生ハム、チーズ、ソーセージ、ししゃも、山わさび等など十勝の産品をメニューにしている。
特に「ゆり根」は、本州から来たお客さんには大好評で「ゆり根は、茶碗蒸しに一かけらが入っているだけの高級品、それを丸ごと素揚げにしたり、ラクレットチーズを掛けて食べるのは何て贅沢な食べ方なんだ!しかもホクホクしていて、とても美味しい!」と大満足してくれた。
食後にクランベリーに連れて行ってソフトクリームをデザートに食べてもらった。
明日の朝は早いので、二次会には行かなかったが、食べるだけで満足してもらえたのであった。これぞ、十勝の「おもてなし」である。