この暑い中、ゴルフに行ったのだから私もバカだなぁ〜。地元の金融機関のコンペなのである。
それでも、スタート時間が7:00と云う一番早いスタートだから、暑さもそれほどにはなるまいと高を括っていたのであったが・・・。
甘かった!
腕に日除けのカバーを付け、首には水に濡らしてヒンヤリする熱を取るタオルを巻き、帽子の後ろ側には日除け用にタオルを挟み、ドリンクもポカリスエットを凍らせたものを持参し、更にゴルフ場で凍っていない同じモノを購入して万全の対策を取ったつもりであったが・・・。
会場のゴルフ場は帯広カントリー新嵐山コースである。山岳コースで起伏が激しく昇り降りが多いトリッキーなコースである。キャディが少ないと云うので、カートに2人ずつ乗って、セルフプレーをすることになった。暑いから歩いて回るよりもカートの方が楽だと思ったのであるが・・・。
人手が足りないのだろうか、芝が伸びている。フェアウェイに飛んだボールが見つからないのだ。ラフに行ったら見つけるのはかなり難しい。
こんな状態でキャディ無しでは・・・。私も2個ロストボールになってしまったのであった。
こうも暑いと集中力も無くなる。もともと汗かき体質であるから、全身ビチャビチャになってしまって、シャツが背中に張り付き、ズボンが太腿に張り付く。
スコアなんかどうでもよくなってしまって、早く終えて帰りたいと云う気持ちだけが先行する。
散々なゴルフであった。
昼食もゴルフ場で食べずに、風呂にも入らず、すぐに帰宅してシャワーを浴びて、ソーメンを作って食べた。
暑い日にはソーメンが一番だ。
ゴルフ場が車で40分の場所なので、朝が早かった。5:00に起きて5:45に家を出たので、眠たくなって来たので昼寝をした。
南国の人はよく昼寝をしているが、暑い日中は活動をしないのが知恵なのであろう。
夕方に、家を出て、緑ヶ丘公園でやっている演劇「楽市楽座」を見にいくことにした。家族4人で全国を回って演じているという。入場無料で投げ銭だけが収入源だという。大道芸みたいな演劇家族である。
公園近くの居酒屋で夕食をとってから、緑ヶ丘公園のステージの方に歩いて行ったが何もやっていない。チラシには回る水上舞台と書いてあるから池の方かと思っていたのだが・・・。
それらしき音が、昔の競技場方面から聞こえてくるので、そちらに向かった。随分と遠回りをしてしまった。
行ってみたら、直径10mほどの丸い舞台が、8月角形の木製のプールみたいなモノの中に設えてあり、その丸い舞台がユックリと回転している。
後ろ側にテントが張ってあり、そこが舞台裏になるのであろう。
蛙を主人公にした創作劇で、なかなか深い意味が込められているようだ。
観客は100名くらいかなぁ〜、ベンチ状の客席に座って観ていたが、途中からお尻が痛くなってきた。
板の上に2時間座り放しはけっこう辛い。
投げ銭は演劇の途中で、色紙に包んで投げ込む方式であるから、観客たちがどれだけの金額を包んでいるのか見当がつかなかったが、奮発して紙のお金を包んで投げ銭にした。
この観客数では、それほどの金額が集まるとは思えないが・・・。
気温も少し涼しくなってきたら虫がライトに集まって来た。野外劇はこの虫が大敵だ。虫が気になって劇に集中できなくなる。
だが、たまにはこう云う野外劇も面白いものであった。