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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2019-12-06-Friday 統合失調症

6日朝のニュース解説によると、

大阪府吹田市の交番で今年6月に、警察官が刺され、拳銃が奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で府警に逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が、大阪地検の精神鑑定で統合失調症と診断されたことがわかった。地検は、精神疾患の影響はあったものの、事件前後の行動などから刑事責任能力があったと判断。強盗殺人未遂罪で起訴する方向で検討していると云う。

同じ6日の新聞朝刊には、2015年9月に埼玉県熊谷市で6人を殺害したペルー人のナカダ被告(34)の控訴審判決で東京高裁は5日、死刑とした一審判決を破棄し、心神耗弱を認めて無期懲役を言い渡した。こちらも統合失調症による妄想が犯行に影響を与えたとした。

「統合失調症」を調べてみたら、統合失調症とは、不安や緊張感、敏感さが極度に強まり、幻覚、妄想、興奮といった特有の症状が目立ち、幻覚や妄想に襲われて頭の中が混乱し、周囲とのコミュニケーションがうまくとれなくなる病気だと云うが、100人にひとりの割合で存在するのだという。しかも多くの人が自立した社会生活を送っているから自分が統合失調症だとは気付かずに生活している人も多いのだと云う。

つまりは、普段は普通の人と同じ様に社会生活を送っているし、見掛けだけでは分からないということである。

それは恐いなぁ〜。

遺族側にしてみたら、犯人が統合失調症による心神耗弱状態であろうが、なかろうが、家族の生命を奪われたことに変わりはない。この悲しみや怒りをいったい誰に、何にぶつけたらよいのであろうか。

いつまで経ってもスッキリなどしないであろう。犯人の人権を重視して、殺された人側の人権を軽視し過ぎてやしないか?

外見だけでは分からない統合失調症者に、街中で突然襲われたって、予め予想もしていないのだから防御の仕様がないではないか。ましてや熊谷の事件は自宅に居たところを突然襲われているのだ。

統合失調者は、それこそ勝手に妄想をし、それをまた勝手に自分の頭の中で膨らませていき、その膨らんだ妄想によって今度は自分自身で勝手に興奮して相手を攻撃するのだから、攻撃される相手にとってはまったく意味不明で迷惑千万であろうなぁ〜。困ったもんだ。こんな人が大勢居るなんて怖い世の中だなぁ〜。