11月の初旬から週に2回は食べに行っている。
熱っつい鍋焼きうどんに、たっぷりのトウガラシをかけて食べるのが好きなのだが、身体がトウガラシに反応してしまうと、スイッチが入ってしまい汗がとめどなく出て来るのである。
いつも持参しているタオル地のハンカチが汗でビチャビチャになる。これが、寒い冬には堪らなくイイのだ。
しかし・・・、3回ほど前から、中に入っているはずのエビの天麩羅がむき身のゆでエビに変わったのである。
今日の昼も食べに行ったのだが、注文する時に店員に「ここの鍋焼きうどんのエビは最近は天麩羅じゃぁなくなったのかい?」と聞いたらば・・・。
店員さんが「うちの鍋焼きうどんのエビは天麩羅ですけど・・・」と云うので、「最近、私が注文した鍋焼きうどんには、エビの天麩羅じゃなくて、むき身のゆでエビが入っているんだけど・・・」と言ったら・・・。
厨房の店主が「坂本さんが食べ終わった後の鍋焼うどんの器を見たら、天麩羅の衣だけが残っているから、もしかして天麩羅が嫌いなのかもしれないなぁと思ったもので・・・」と言う。
「エ〜ッ、そうだったの!忖度(そんたく)してくれていたんだ!私は天麩羅は大好きなんだけど、最近太り気味だから衣を食べずに残しているんだ、でも、蕎麦やうどんに天麩羅が入っていないと味気なくて・・・」と言ったら、「ごめんなさい。今日はちゃんと天麩羅にして入れますから・・・」と謝るのである。
そうかぁ〜、私が天麩羅が嫌いで、天麩羅の衣だけを外して、エビだけを食べていたと思い込んでいたんだなぁ〜。お客の好みを考えて調理していたんだなぁ〜。
でも待てよ! 私が鍋焼きうどんにハマる前に、ず〜っと注文し続けていたのは「天とじ蕎麦」だったのになぁ〜・・・。