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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-02-16-Sunday 高雄5

15日(土)高雄5日目

今日は帰国の日である。高雄13:00発の飛行機で帰るから2時間前の11時までに空港に到着していなければならない。

ホテルから高雄国際空港への所要時間は30分だという。観光するにも中途半端な時間しか残っていないから早目に空港に行って買い物でもするかと云うことになった。

10:00にホテルを同じマイクロバスで出発、10:30頃には到着したが搭乗手続きが開始されるのは11時からだと言う。売店は出国手続きを終えた搭乗口近くの免税店にしかないという。

新型コロナウィルス性肺炎で乗客数が少ないから、係員も暇だったのだろう早目に受付を開始してくれたので我々は一番先に手続きを済ませて、荷物を預けて、出国審査も終えて、さぁ買い物をしようと免税店に向かおうとしたら携帯電話が鳴った。

最後まで受付カウンターに残っていた幹事役のN君からだ。「坂本さん、Hさん、Oさんと私の4人の荷物がX線検査に引っ掛かったので開けて確認させて欲しいと係官に言われたので受付カウンターまで戻って来て下さい」と云うのである。

「荷物の中に入れてはいけないバッテリーの様な映像が映っているから・・・」と云うのである。「私はそもそもバッテリーなんて持って来ていないし、その様なモノは入っていない」と言ったのだが「懐中電灯の様なモノが映っていると言われました」と云うのだ。

出国手続きを終えたからここは既に台湾ではないのに・・・、仕方がないので係官に事情を説明して受付カウンターまで戻してもらったのであった。

スーツケースを開けたら、懐中電灯に間違われたモノは私が旅行にいつも持って行く携帯用ウォシュレットであった。今まで数十回もこれをスーツケースに入れて飛行機に乗っているが、ただの一度もNOと言われたことはない。

係官に出して見せて説明をしたらOKだと言う、当たり前である。

他の連中のは電子タバコとライターとヘアースプレーが引っ掛かったのであった。

どうやら荷物検査の係官が新人でまったく融通が利かない人の様である。再度、出国審査を終えてから免税店に向かったのだが、この騒動で買い物をする時間が無くなってしまった。

財布の中にはまだ1550元が残っている。入国時に1万円分2595元だけを両替したのだが、使ったのは2回分のマッサージ代とタクシー代だけだったので、これだけ残ったのである。免税品店でゴディバのチョコレートの1530元と云うのが一番近い金額だったのでこれを購入したのであった。

1元が約3.5円であるから5400円くらいである。免税品なのにこの値段なんだからかなり高いチョコレートだよなぁ〜。

13:00に高雄を出発、新千歳空港までは4時間のフライトの予定であるが、日本との時差が1時間あるので到着予定時間は18:00である。

気流の関係で30分も早くに到着をした。

出国の検査場で、上級審査官の名札を付けた人の場所に行ったのであったが、この人がやたらとゴルフは何ラウンドプレーしたのですか?どんなゴルフ場でしたか?スコアは良かったですか?とやたらとゴルフのことを聞いてくる。暇だから親しげに話し掛けられたのか?それとも怪しい奴だと思われたからいろいろ質問してきたのだろうか?

後から聞いたらA先輩も同じ係官がいろいろとゴルフの話をしてくるから「そんなことよりもサッサと通してくれ」と言ったんだと言っていた。単なるゴルフ好きなオッサンだったのかもしれないなぁ〜。

出発時に乗ったマイクロバスタクシーが空港まで迎えに来てくれている。コンビニでおにぎりを買ってすぐに出発。20:30には自宅に無事に到着したのであった。

新型コロナウィルス性肺炎は確かに伝染力が強くて怖い病気なのであろうが、インフルエンザでも大勢が死んでいる。アメリカではインフルエンザで1万3千人も死んでいると言うから、それに較べたら必要以上に怖がる必要はないのであろう。こんなにキャンセルが出たら観光業ばかりではなくその他の企業にも影響は大きいであろう。

台湾で見たテレビのワールドニュースでは、日本政府の豪華客船への対応が批判されていた。何だか日本はチグハグな対応をして混乱を拡げているのではないのだろうか?

台湾では、ホテルや店舗に入る際におでこに機械を当てて熱を測り、マスクの着用とアルコールでの手の消毒もさせていた。だから台湾では白人以外はマスクもしていたしまったく安全だったよ。風景的には全員がマスクしているのには違和感があったけどね。