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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-04-19-Sunday 休業

コロナウィルス禍で休業する店が相次いでいる。

十勝では感染者数がながらく1名であったのだが、今日の発表でもう1名が増えて2名となってしまった。

詳しく調べてみたら、この感染者は札幌のがんセンターに入院している70歳代の女性患者であった。このようなケースであっても十勝の感染者数にカウントするとは知らなかったので驚いたが、十勝で感染したわけではなかったので少し安心した次第である。

映画が大好きで、月に3〜5回は映画館に観に行っているのだが・・・。

帯広に1軒しかないシネコンが昨日の土曜日18日から全館休業してしまったのである。

東京などのシネコンでは、コロナウィルスが流行り始めてから、緊急事態宣言で休業要請されるまでは、1席ずつ間隔を空けてチケットを販売していたが・・・。

失礼ながら、帯広のシネコンなら、そんな必要もなかったのに・・・。こんなことを書いたら、シネマ太陽さんにはまことに申し訳ないが、これまで観に行った中で混み合った映画は無かった。人気映画の上映であってもいつもガラガラの状態であったから、逆に、閉店されては困るので、応援するために一生懸命に観に行っていたのである。

それなのに・・・、休業かぁ〜。

この「社会的距離感(ソーシャル・ディスタンス)」っていつまで続けるんだろうか?

おそらく、ワクチンが完成するまでは続くんだろうなぁ〜。そうなると最低でも1〜2年は掛かりそうだなぁ〜。

以前にも、人類は初対面の敵か味方か分からない相手とは、いきなり刃物で刺されない様に70㎝の距離を置く本能があると書いたが、2mと云う距離感は、潜在的に相手に「お前は敵だ!」と言っているのと同様なものである。

これでは人間関係はギスギスして殺伐としたものになってしまうであろう。

これまで、肯定的にみられてきた「握手」「抱擁(ハグ)」「会話」が否定的にされる世の中。人が大勢集まることを禁止されれば、劇場、美術館、博物館、競技会場などでのイベントが出来なくなる。いや、すでに実際に出来ていない。

人の心を和ませる文化や芸術や芸能やスポーツ・移動(旅行)が出来なくなるのは、かなりマズイ事態だぞ。イライラして争い(戦争)が起こらなければよいのだが・・・。

でも、コロナウィルス禍が収束したら、完全に元に戻るのであろうか?

これがキッカケになって・・・。そんなこと考えたくないなぁ〜。