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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-04-21-Tuesday 自粛?命令?

自粛要請に応じない企業の

名前を公表するような考えを西村担当大臣が発言したが・・・。

これは政治家が言ってはいけないことだろう。

少なくても日本は法治国家を謳っている国である。その大臣が言うべき言葉ではない。

私は個人的には、自粛要請を受け入れるが、国民の中には反発する人も大勢居るはずだ。「緊急事態宣言」に効果を求めたいなら「要請」ではなく「命令」を発せらる様な法律を作るべきである。

自粛要請はあくまでも罰則規定のない「お願い」でしかない。「お願い」ならば例え従わない企業があってもそれは仕方がないことではないか。

どうしても従わせたいのならば、「緊急事態時」に罰則規定のある「命令」を発せられる法律を作っておかなければならない。

法律に則らない方法。この場合は社会的制裁としての企業名公表をする行為は、かつての日本が第二次世界大戦に突入したのと同じに、日本人特有の「空気を読め!」と付和雷同させるに等しい行為であると考える。

政府が国民の行動を「制限」をしたいなら、きちんと法律に定めて、その法律に則って行動しなければならない。

単なる「お願い」を実行しないからといって、社会的に「制裁」を受けるというのは明らかにオカシイ!

一方で、自粛要請に対して応じた企業には支援金を与えると云う、「アメ(飴)とムチ(鞭)」の飴の方の政策であるが、財政にゆとりがあるならば、やれる自治体はやれば良いと思う。これも国民は全国一律と希望するであろうが、無い袖は振れない所も多かろう。

これを不公平だと云うのもオカシイと思う。

世の中に完全なる公平なんて存在しないのである。

アベノマスクがそろそろ各家庭に届き始める頃だと云うが、政治家の中でアベノマスクを着けているのは、言い出しっぺの安部首相ただ一人だけというのも見ていて可笑しな光景である。

政府が配るのならば、まずは政治家達が率先して着けなければならないだろうに・・・。