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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-05-23-Saturday 新生活様式

ポストコロナ禍で

世の中は「新生活様式」への移行なんてことを、政府、行政、メディアが盛んに言っているが・・・。

25日には、自粛緩和から残された、北海道と関東圏もようやく緩和されそうであるが・・・。何度でも書くが、マスク着用、手洗い、うがい、換気は大いに実施するべきであるが、ソーシャル・ディスタンス(SD)だけは即刻止めた方が良い。

エンターテインメント業界で、SDを保持して成り立つ興行など無い。

政府の諮問委員会のメンバーの中に心理学者も入れて欲しい。感染症の専門家と経済学者だけでは不足である。SDが人間の深層心理に与える影響力を考慮しないと、取り返しのつかないことになってしまう。

25日に自粛が緩和されても、カラオケボックス、ライブハウス、スポーツジムなどは依然として自粛要請を続けるらしいが・・・。我が社のテナントさんにも、カラオケ屋さんが入居しているが、3月初旬からズ〜ッと閉店したままである。

大家としては、家賃の減額をして協力しているが、収入0円が3ヶ月間連続ではどうにもならないであろう。このままでは・・・。

業種を名指ししての自粛を要請するなら、これらの業種には、もっと特別な援助をしなければ、まるで「倒産しろ!」と言っているのに等しい宣言である。

大家だって、テナントさんが苦境に陥り、撤退でもされたら、日本中が不況になるのだから、次のテナントがすぐに見つかるような状況ではない。

このままでは、日本の企業の半数近くは倒産するか、将来に絶望して廃業するかであろう。そうなってからでは遅いのだ。新生活様式なんて格好つけたことを言っているが、実態をまるで把握していない人が言っているだけである。

日本人の同調圧力によって、SDがダメとは言い出せないのかもしれない。私程度の人間がいくら言っても無駄なのだろうか?

これから大変な大恐慌になるぞ!