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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-05-27-Wednesday データ比較

26日から日本の全ての都道府県の緊急事態宣言が解除された。

政府も行政もメディアも、気を緩めずに「新生活様式」を守って行動してほしいと呼びかけているが・・・。

どうもスッキリしないなぁ〜。

過去の感染症パンデミックである1918〜20年スペイン風邪(インフルエンザ)と、今回の新型コロナウィルスとの数字の比較をしてみよう。

スペイン風邪(インフルエンザ)が流行った当時の世界の人口は約17億人と推定されている。その内の約30%の5億人が感染したとされ、死亡者数は4,000〜5,000万人(一説では1億人)と言われている。

少ない方の4,000万人としても、世界の全人口の2.35%もの人が亡くなったことになるし、1億人だったならば5.9%にもなる。

一方の現在の世界人口は約77憶人と推定されており、新型コロナウィルスの5月26日現在の感染者数は約565万人で、死亡者数は約35万人である。感染者は0.07%で、死亡者数は0.005%である。

感染症には、第1波、第2波、第3波とあるらしいし、スペイン風邪の時は第2波の被害が一番大きかったというから、まだ終息には至っていないのであろう。

データで比較してみても、またスペイン風邪当時と現在の医療水準を比較しても、世界中でここまでコロナウィルスを恐れる必要があるのだろうか?

この世に生を受けたものは全てが死ぬ運命にある。人口の0.005%が死亡することが、こんなに世界中でパニックを起こすような事態になったのは、メディアの煽動のせいではないのか?

ちなみに、スペイン風邪が流行った当時(1918年)の日本の人口は約5700万人。患者数は2300万人(40%)で死亡者数は38万人(0.67%)であると云われている。

2020年の日本の人口は約1億2400万人。新型コロナウィルスの感染者数は5月26日現在で約16,600人(0,013%)、死亡者数は約850人(0.0007%)である。

ちなみに、予防薬も治療薬もあるインフルエンザの2018年(2019年はまだ9月までしか公表されていない)の日本における死亡者数は3,325人である。

数字を比較したら、こんなに新型コロナウィルスに恐怖心を抱かせる必要があるのだろうか?疑問に感じる。