このところ毎日、毎日新型コロナウィルス禍の話題ばかりであるが・・・。
コメンテーターと云うか、アドバイザーと云うのか、医者が出て来て解説をしているが、私にはどうしても腑に落ちない点があるのである。
今日は、道民がやり始めたコロナウィルスの感染防止策についての特集であったのだが・・・。
鈴木北海道知事が推奨する「新北海道スタイル」に何とか合わせ様と施設や個人が涙ぐましい努力を重ねている工夫の紹介であった。
施設が4人掛けテーブルに透明シートを十字型に天井からぶら下げているのを見て、このお医者さんは「毎回、人が入れ替わる毎に透明シートを消毒をしなければならないが、十字型の真ん中の重なった部分が拭き難い、ここにウィルスが残ってしまう」と解説した。
また、会社員が帰宅したら、まず玄関で手を消毒してから家の中に入り、風呂に入るのが良いと言ったのである。
この人、本当に医者なのか?
この世の中は、細菌やウィルスがウジャウジャと存在している。小さ過ぎて人間の目には見えていないだけだ。
この医者の言う通りに、消毒やら入浴やらをやっていたのならば、確かにコロナウィルスも消毒出来るであろうが、同時に他の菌やウィルスも殺してしまうだろう。
こんなことをやっていたら、人間は、あらゆる菌やウィルスに対して抗体を持つことが出来なくなってしまうだろう。
所詮この世の中から、ウィルスを完全に消滅させることなどは出来はしないのだ。この地球で人間がウィルスと共生しなければならないならば、人間の免疫力を高めるしか方法がないのではないだろうか。
除菌だ抗菌だなんてことをやっていて、もしも、新型コロナウィルスよりも強力なウィルスが発生したら、免疫力が弱くなった人間はバタバタと死んでしまうのではないだろうか?
まだ仮説の域を出ないのだが、アジア人に新型コロナウィルスの感染者が少ないのは、ある種の抗体を既に持っていたからだと云う説もある。
殺菌する方法を説くよりも、免疫力を高める方法を説くのが医者の務めなのではないだろうか?
何だか、コロナウィルスの怖さを強調し過ぎて「恐怖心」を煽り過ぎている様にしか感じられない。
メディアはこの種の医者をコメンテーターに使うべきではないだろうと思う。