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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-07-17-Friday GoToキャンペーン

コロナウィルス禍が終息していない現況で、

旅行に行きたいという人がいることが不思議だ。また、この時期に客を受け入れたいと云う観光業者がいることも・・・。

新型コロナウィルス感染症は依然として「指定感染症」のままである。

旅行者が感染しているのか、いないのかも、事前にPCR検査をしていないのだから、ひょっとしたら旅行者が無症状の感染者であるかもしれない。

もしも旅行先で感染して発症したら、現地の病院に2週間程度は隔離されることになるし、一緒に行った人は皆濃厚接触者になるのであるからPCR検査をしなければならないし、発症していなくても10日ほどの外出自粛も受けさせられるだろうし、ホテルなどの施設は消毒をしなければならないだろうetc.。

新型コロナが指定感染症から外されない限りは、生命の危険と云うリスクよりも、これらの別なリスクが伴うのだ。

私なら、何もこんな煩わしい時期に旅行に行っても、楽しく遊べるとは思われないから行こうとも思わないし、業者的に考えても受け入れたくはないがなぁ〜。

この時期、GoToキャンペーンで旅行に行きたいと云う人は「リベンジ消費」とか言うらしいが、自粛期間中にお金を使いたくて、使いたくて仕方がなかった人たちなのであろうなぁ〜。

会社の経営者としては、今後、日本を襲うであろう「コロナ大恐慌」に備えて、少しでもお金を残しておきたいと考えるのが普通だが、お気楽な人たちは、特別給付金の10万円を国からのボーナスだと勘違いしているのかもしれないなぁ〜。

中途半端な対策しかやれずに、イタズラにリスクを増やしているだけの政治家や行政や、恐怖心を煽るだけのメディアには、当の昔に失望しているが・・・。

これから、バタバタと倒産する企業が増えるだろうし、クビになる人もドンドンと増えるだろう。フリーランスの人たちは無収入になって、住まいも追い出されてしまうだろう。

大恐慌の本番が始まるのはこれからなのだ!

「大恐慌」とは読んで字の通りに「おおいに、おそれ、あわてる」のである。漢字に「心」が使われているのだから、文字痛りに心理的な側面も大きいのだが、政府の分科会に心理学の専門家が居ないのが気になるところだ。

ソーシャル・ディスタンスの事でも書いたが、人間の心理を甘くみるとしっぺ返しが・・・。