コロナ禍で、季節の行事やイベントがほとんど中止になっている。
何事も行われないから、毎日の変化が無く、「ハレとケ」の境目が益々分からなくなって、季節感も喪失し、曜日の感覚も変になってきた。
普段なら、ほとんどストレスを感じない私が、イライラしたり、滅入ったりをすることに驚いている。
還暦を過ぎて、そろそろ引退しようかとの気持ちも、イベントを継続することでヤル気を何とか維持して来たのに、一旦中止してしまうと一気に気が抜けてしまう。来年はどうやってヤル気を出そうかと悩んでしまう。
俳優の三浦春馬が30歳という若さで自死したと云うニュース。売れっ子で仕事も順調だと感じていたがなぁ〜。少なからずコロナ禍の影響があるのかもしれないなぁ〜。悼ましいことだ。エンタメ界にとっても大きな損失であろう。
人間は、一人では生きていけない。
スマホやPCなどで、離れた所に居る人との会話を、画面を通して行える時代ではあるが、画面は所詮画面である。
現実の触れ合いや肌感覚が無いから、むしろ虚しさが増幅されてしまうのではないだろうか?
ソーシャル・ディスタンスは罪作りである。
感染症の専門家や政治家、メディアの連中は、人間の心理面を軽く見過ぎている。
このまま、コロナウィルスの感染者数の増加ばかりを気にして、感染対策を続けていけば、人間の心理面に取り返しのつかない傷を残してしまうであろう。
イライラ、ギスギスが高じて、イザコザ、喧嘩も増えるだろうし、自殺も増えるだろうし、犯罪も増えるだろう。
私には、こちらの方がコロナよりも、よっぽど怖いがなぁ〜。