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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2020-07-29-Wednesday PCR検査

今朝もワイドショーでは、

PCR検査を増やせ、増やせと言う学者やコメンテーターが出て大合唱していたが・・・。

昨日の、日本全国での新型コロナウィルス感染者数が1日で1000人(981人)に近くなってきたと大騒ぎしているが・・・。

昨日までの感染者数の累計は32,242人である。

インフルエンザだって年間1000万人が感染するのだから、それと同様に1000万人くらいの人が感染するのは当たり前だと思うのだが・・・。

素人なりに単純に考えたら、新型コロナウィルスは「指定感染症」であるから、PCR検査で陽性反応が出たら、その感染者は2週間程度の隔離入院をさせなければならない。

現在、大都市の東京などでは、指定感染症病院のベッド数が足りないから、ホテルや自宅での待機もさせているのであろうが、これはあくまでも臨時の措置で、本来なら病院に入院させなければならないはずである。

新型コロナウィルスが、まだ「未知の正体不明のウィルス」と言われていた2月や3月ならばいざ知らず、現在ではかなりその正体が分かってきているのではないだろうか。

当初、言われていた様な重症化率や死亡率ではない(日本では)。若者には無症状の感染者が多いと言うことも分かってきた。

『その無症状者が、自身が知らない内に感染を拡げる』

ここまでは、おそらく異論の無いところであろう。

しかし、その対処方法が、大きく異なるのだ。

PCR検査数をとにかく増やして、その無症状の感染者を洗い出して、感染を抑え込もうと言う人と、そうではないと言う人である。

私の意見は後者である。

PCR検査の精度が70%程度だと云う問題もあるにはあるが、それよりも現実問題として、これだけの感染者数が居たら、PCR検査で調べても検査の意味が無いと云うことだ。

何故ならば、PCR検査で陰性と判定された人も、その検査のすぐ後で感染してしまうかもしれないではないか。

PCR検査で完全に抑え込もうと言うのならば、同一人に対して毎日、毎日検査を繰り返して行う必要がある。検査料金も掛かるし、人手も足りない。

陽性が判明したら入院させなければならない。病院のベッド数もホテルのベッド数も足りないのだから、そんな事が出来るわけがないではないか!

無症状者や無自覚者にPCR検査をする暇があったら、感染が疑わしいと思われる人の検査に集中させることだ。既往症や持病のある人を優先して検査をし、とにかく重症者を極力出さないことだ。

その体制が整っていないことに問題がある。

この問題が起こる根本原因の第一は、新型コロナウィルスを「指定感染症」に指定したままであることだ。指定感染症であるから、陽性者を全員隔離しなくてはならないのだ。無症状者や軽症者には、自宅で静養してもらうようにすれば良いのだ。重症者のみ病院に入院させるようにすれば、医療崩壊も防げるだろう。

そもそも新型コロナウィルスは、こんなに恐怖心を抱かなくてはならないウィルスなのだろうか?

メディアや、注目を集め続けたい学者が「恐怖心」を煽っているだけではないのか?

こんなバカなことを続けていたら、日本は破滅してしまうぞ!