奥歯(親知らず)が痛くなったのが5月の連休前であったが・・・、
もともと大の病院嫌いであるのだから、当然ながら歯科医院も嫌いである。いや、むしろ歯科の方が痛いから、病院よりも嫌いである。
だが、歯の痛みと云うのは、我慢が出来ない痛みでもある。
奥歯だけではなく、喉から頭まで痛くなってきたので、さすがに我慢しきれずに歯科に行くことにした。数年振りのことである。
以前に通っていた歯科は現在はもうやっていないから、新しく探さなければならない。
妻が先月から通い出した、新しくオープンした歯科医院に行くことにして、妻が行った時に私の予約も頼んだのである。
31日金曜日の午前中に初診を受けて、まずレントゲンを撮影したら、左顎のリンパの辺りに影が映った。この箇所は5月からず〜っと痛い場所なのである。
歯医者が「この影が少し気になりますねぇ〜、まず歯を治療する前に、大きな病院でCTをかけて検査してもらってからにしましょう。知り合いの病院に電話をしますから、このまますぐに病院に向かって診察してもらって下さい」と云う。
私は3年前に北大病院で前立腺癌の治療を受けているが、ひょっとしたら癌が再発してリンパに転移したのかととても不安になったのである。
あまり病院には行きたくないのだが、不安も増幅したからなぁ〜、しかたなく紹介された総合病院の耳鼻咽喉科に向かいCTを撮影し、さらに内視鏡で鼻から喉まで診察を受けて来たのであった。
結果は、扁桃腺にカルシウム状のモノが2、3ヵ所写っているが、特に問題はありませんとの事で一安心したのであった。
そうなると、余計に歯の痛みが増して来たのであった。すぐに歯科に電話をして月曜日の朝1番の診察を予約したのであった。
金・土・日曜日と3日間は夜になると奥歯が痛くて痛くて・・・、薬も嫌いだからなるべく薬は飲みたくないのだが、やむを得ず市販の鎮痛剤を飲んで寝たのであった。
今朝9時に歯科に行き、1番に診てもらったが・・・。
左上顎の親知らずが虫歯になって穴が開いている。斜めに生えているとのことで、結局、抜歯することになったのであった。
昔の治療法とは随分異なる。意外とすんなり抜歯が出来たのであった。
これで、痛みが無くなってくれたら嬉しいのだが・・・。