今年3月初旬から6月までは、ず〜っとマジック・ミュージアムを(自粛)休館してきた。
十勝では、クラスターも発生せずに現在まで推移しているのだが、見学希望の問い合わせもほとんど無かったのである。
6月下旬からは、コロナ禍で坂本ビルに入居していたテナントさんの撤退工事(原状回復工事)が始まって、音や埃が出るから休館にしていた。
その工事が10月初旬には終了したので、東京でのテレビ収録(3日)から戻って後にマジック・ミュージアムの営業を再開したのである。
ここにきて、ようやく見学者が増えてきた。
私も、しばらくマジックを披露していなかったので、すっかり腕が鈍ってしまったかと思ったが、やはり51年もマジックをやっていると勘をすぐに取り戻せるものである。
今週も団体さんが来場してくれたので、感覚は完全に元に戻った。
マジック・ミュージアムは「GoTo」なんとやらには全く無関係ではあるのだが・・・。
人間は楽しみが無ければ生きてはいけない。
マジックの「驚き」は脳みその刺激にもなるし、普段の生活とはまた違ったサプライズがあるから、手頃なエンターテインメントであると思う。
今週の来場者さんは皆、とても喜んでくれた。
東京でも札幌でも、まだまだ新型コロナの感染者数が減らないが、以前から言っている通りに、感染者数を0にすることなど不可能であるのだし、死亡者数が増えているわけではないのだから、政府はサッサと「指定感染症の2類相当」から、インフルエンザと同等レベルの「5類」に下げてくれれば、もっと世の中が明るくなるのに・・・。
こんなバカなことを続けているから、JALやANAも経営危機が言われるようになったし、飲食業や観光業もいくらGoToトラベルなんかやったところで国民は心底から安心して旅行や飲食も出来ない状況なのだ。
対策が中途半端過ぎるよなぁ〜。