今日昼の辞任表明で、会議の冒頭に何と15分間もの時間を取って自身の功績などを滔々と述べていた。
SNSなどで「話が長いのは女性じゃなくてお前の方だろう!」と云うツッコミが出るのは必至であろうなぁ〜。
会長職に未練たっぷりと云う感じの辞任表明であった。
昨日の段階では、後任候補として川淵三郎氏の名前が挙がっていたが・・・。
森からの指名と云う点や、森よりも1歳年上と云う点、更には、まだ就任もしていない段階なのに、メディアにペラペラと話してしまう軽薄なイメージが世間に広がり、川淵氏も公認候補から1日で降りることになってしまった。
この一連の報道を見ていてフッと感じたことがある。
森も川淵も共に「強烈な五輪開催論者である」と云う点だ。
今回の森の辞任劇はかなりメディアの報道姿勢に依る誘導があったように感じるのだ。
そこには「森会長を辞任に追い込み、五輪開催を断念させる」意思が何とな〜く感じられたのだ。
私は、元々「五輪開催反対論者」であるから何となくそんな気がする。
今朝まで後任候補として名前が挙がっていた川淵三郎もゴリゴリの五輪開催論者であることは、一昨日夜のインタヴューからも分かることである。
せっかく森辞任を演出したメディア側としては、後任が川淵の様なゴリゴリの五輪開催論者であっては困るのではないだろうか?
そこで、川淵後任案を潰すべくインタヴューをおこない、世論を巧みに誘導した様に思われるのである。
少々うがち過ぎであろうか?
後任がたとえ誰になろうが、東京オリンピックは中止の方向に行くのではあるまいか?
敗戦処理に相応しい人身御供を一体誰にするのであろうかなぁ〜。
引き受ける人って居るのだろうかねぇ〜