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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-03-25-Thursday 酔筆奇術偏狂記

金沢天耕著「酔筆奇術偏狂記」と云う書籍を

先般、転勤の挨拶にわざわざ札幌から来てくれたマジック仲間のNHK札幌放送局の古谷敏郎アナウンサーに差し上げた。

彼は、私と同じに、マジックを小学生の時から続けており、NHKで古典芸能を担当していたこともあってマジックの歴史も研究している。

いずれはマジック本を出版したいと思っているとのことだったので、ちょうど同じ本を2冊所持していたから餞別として差し上げたのであった。

この本は、大学生時代に師匠であったジミー忍師から借りて読んでいるが、金沢孝(天耕)さんの自伝的なものである。

和歌山の呉服屋の若旦那がマジックにのめり込んで、プロマジシャン石田天海師に師事してプロマジシャンを目指したり、アマチュアマジシャンの会を作ったり、マジック本を出版したりなど等、私の人生とも共通点が多くてすごく関心があったのである。

偶然とは面白いもので、本を差しあげたことで久し振りにこの事を思い出していたところに、ひょんなことから同じ題名の演劇があることを知ったのである。

ネットで検索してみたら大阪の「劇団レトルト内閣」と云う劇団が「酔筆奇術偏狂記」と云う題名の演劇を公演しておりDVDも販売しているとのことである。すぐに劇団に連絡を入れて購入したのであった。

今日、届いたので早速観たのだ。

金沢孝さん夫婦の人生を軸に、松旭斎天一、天二、天勝らが登場してくる史実に沿った115分の演劇であった。

もともと演劇やミュージカルが大好きであるし、マジックが趣味なのであるから面白くないわけがない。

マジックの歴史を知らない人には新鮮であろうし、熟知している私も楽しく拝見した。

まだ売り切れにはなっていないから、興味のある方は是非注文をしてください。DVDは2000円でした。