朝07:15からNHKのBSプレミアムで、昔放送していた古い朝ドラを見てから、現在のモノを見ているのだ。
先週までは沢口靖子主演の「澪つくし」を放送していたが、今週からは「あぐり」になった。
放送開始早々の3日目に、主人公の姉2人と父親がスペイン風邪(インフルエンザ)で亡くなった。番組内では15万人が亡くなったとナレーションがされていたが、困ったことに、こういうことの事実関係をすぐに調べたくなる癖が私にはある。
スペイン風邪が世界中で猛威を振るったのは1918〜20年の約3年間である。日本では『1921年の内務省衛生局「流行性感冒」』によると
第1波の1918.08〜1919.07で21,168,398人が感染し257,368人が死亡
第2波の1919.10〜1920.07で 2,412,097人が感染し127,688人が死亡
第3波の1929.08〜1921.07で 224,178人が感染し 3,698人が死亡
その合計は3年間で感染者数23,804,673人で、388,754人が死亡した。
当時の日本の総人口は約5500万人ほどだから、国民の約半数に近い44%の人が罹患し、その感染者の1.7%が死んだことになる。
そして日本国民の0.7%が死んだのだ。
思わず数字に間違いがないかもう一度調べてみたが・・・。
これは、今のコロナ禍どころの騒ぎじゃないゾ!
新型コロナは昨日の段階での累計感染者数は475,268人で総死亡者数は9,176人、現在の日本の総人口は1億2500万人ほどであるから、スペイン風邪に比べたら・・・。
感染者数は国民の0.4%だよ。国民の44%が感染したスペイン風邪とは比較にならない少なさじゃないか!
何故に現代人はコロナにこんなにパニックになって、大騒ぎしているのであろうか?
もっと国民皆が、データを比較して、それぞれで考えてみたら良いのになぁ〜。
専門家と称する人達って・・・・・・・・・・・!!!!!!!