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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-04-12-Monday ヤッタァ〜

快挙だ!快挙!凄い!

松山英樹がゴルフのメジャー大会マスターズで日本人初の優勝である。

今朝も4時半頃から起きてテレビを点けた。ちょうど5番の長〜いパーパットを打つ前であった。パットの前に松山の今日のリプレーが映ったが、1番でいきなりボギーを叩いたが、すぐに2番でバーディで取り戻して3・4番はパー、ようやく落ち着いたかに思ったが、ここでまたボギーかな?とも思ったところであった。

パットはかなり強めに打ったのであったが、カップのやや左側から勢い良く入った。もしも後1㎜左にズレていたら2〜3mくらいは軽くオーバーしていたかもしれない。完全にミスパットであっただろうが、上手くラインに乗って入ってくれた。運が味方してくれている。これはひょっとするとと期待を持って観ていた。

8・9番で連続バーディを取って2位に5打差をつけた。フロントナインで2アンダーで来たのは上出来どころか最高である。これは楽勝かなとも思ったのだが、オーガスタナショナルコースはバックナインは池が多くて、過去に何人もの名選手達が池に泣いているから安心は出来ない。

10・11番はパー、いよいよ池のあるショートホールの12番である。松山は手前の池へのポチャを警戒したのか、それともアドレナリンが出ていたのかグリーンをオーバーして奥のバンカーへ入れてしまって、返しのバンカーショットも下りのラインの池を警戒したのかショートしてグリーンに届かずにボギー、同組で回っているシャウフェレがグリーン奥のエッジからバーディを決めてジリジリと迫ってくる。

13番はバーディを取ったが、シャウフェレもバーディ。14番は松山がパーで、シャウフェレはまたもやバーディで4打差に。

15番のロングホールは松山の第2打が飛び過ぎてしまい、奥の池にポチャリでボギー。シャウフェレは右のバンカーから30㎝に付けて4ホール連続のバーディで2打差に迫られた。松山はあくまでも攻めの姿勢を崩さないが、ここは安全策でも良かったのではないかぁと素人の私は思ったのであった・・・。

16番のショートホール、勢いに乗って果敢に攻めるシャウフェレが、なんとなんと左の池に入れてしまいトリプルボギーを叩いた。松山もパットが決まらずにボギーである。この瞬間にライバルは10アンダーで先にホールアウトしたザラトリスになった。世界ランク6位のトッププロでも攻め過ぎるとトリプルを叩くこともあるんだなぁ〜。

17番はパー、2位のザラトリスとはまだ2打差がある。ゴルフで最終ホールを迎えて1打差と2打差とでは雲泥の差、この1打の余裕が有る無しで精神状態がまるで違うのだ。2打差があればボギーでも優勝なのであるから。この17番のパーは後から振り返った時に肝になるであろうほど重要なパーなのである。

最終18番の松山のティーショットはフェアウェーセンターに置いたから一安心、ここからグリーンに乗せておけばまず4パットはしないだろうから、優勝は固いのだが・・・。

最後の最後までドキドキさせてくれるなぁ〜。セカンドショットは右のガードバンカーに入ってしまった。

3打目のバンカーショットはまずまずで2m位につけた。ここから3パットしてもプレーオフだから、落ち着いてパットさえすれば優勝である。

ご愛敬でパーパットを外したが難無くボギーで終えて見事に優勝した。

結局2位のザラトリスとは1打差の優勝であった。途中に5打差があってもやっぱりメジャー大会の優勝が懸かっているとなるとプレッシャーが凄いのだろうなぁ〜。さすがの松山もドリンクを持つ手が微妙に震えていたものなぁ〜。

一時はどうなるかとハラハラしたが、15番の池ポチャをボギーで切り抜けたのが大きかったなぁ〜。あそこでもし冷静さを失ってダブルボギーを叩いていたならガタガタになったかもしれない。10年前のアマチュア時代の写真もテレビに映っていたが、身体の大きさや厚みがまるで違っていた。身体同様にメンタルも鍛えて強靭になったのだろうなぁ〜。

なんにせよ、目出度いことだ!ゴルフは結果がすべてだ!

ついに日本人男子プロがメジャー大会、それもマスターズで優勝した!

ウーン、何だかワクワクしてくるねぇ〜。

惜しむらくは、優勝挨拶の一言くらいは英語で話して欲しかったなぁ〜。まぁ、そこは、ご愛敬、ご愛敬!