4年前に前立腺癌の治療の為に「陽子線治療」と「内分泌療法(ホルモン療法)」の2つを札幌の北大病院で同時に受けた。
陽子線治療の方は2ヶ月間の入院治療であったが、ホルモン療法の方は3年間の注射に定期的に通うのである。
前立腺癌は男性ホルモンを餌にして増殖するというので、男性ホルモンの分泌を抑える注射を打つ。男性ホルモンはその9割ほどを睾丸で作るから睾丸の働きを抑制させるのである。副作用として女性の更年期障害と同じ様な突然発汗するホットフラッシュやめまい、肝臓機能障害やおっぱいが膨らむ女性化乳房などの症状が出ることがある。
女性が一生のうちに分泌する女性ホルモンの量は小さなティスプーン1杯程度なのだそうだ。そのごくごく微量が身体や脳に大きな影響を及ぼすという。
男性が歳を取って男性機能の低下に悩むのは、男性ホルモンの分泌量が減る為だそうだ。ことほど左様にホルモンが及ぼす影響は男女共に大きい。
ホルモン療法をやった4年前はまだ還暦の直前で、まだまだ男性としての機能も正常であったが・・・。マジック・ミュージアムも1年前に作ったばかりであったし、60歳前で死ぬのはまだまだ嫌であるから、仕方なくホルモン療法も受け入れたのであったが・・・。
去年の秋辺りからようやくホットフラッシュは治まった。肝機能障害も大量の飲酒は控えたことで肝機能はむしろ以前よりも良くなった。薄かった髪の毛も何だか増えてきたようだ。ただ問題は女性化乳房である。オッパイが膨らんでしまったことで、恥ずかしくて温泉やサウナに行けなくなってしまったのだ。週に4〜5回は温泉に通っていたのに・・・。
厚着の季節ならばまだ胸の膨らみを服装で誤魔化せるのだが、これから温かくなって薄着になると困ってしまう。
昨年8月のダイエットによって体重は10㎏減ったのだが、洋服がダブダブになってしまったので新しく買わなければならないのだが、試着するのが恥ずかしくてなかなか買いに行けない。
松山英樹のマスターズ優勝で、日本ではゴルフブームが起きそうな気配である。ゴルフは開・閉会式などをやらなければ「密」にはならないからコロナ禍でも流行るのではないだろうか?
例年、連休明けからプレーを開始するのが通例なのだが、今年はお誘いも早まりそうな気配がする。
ゴルフは服装には厳しいマナーがあるから、行き帰りはジャケットを羽織れば良いのだが、問題はプレー中に着る服だ、これには困ったなぁ〜。
ホルモンバランスが崩れて女性ホルモンが増えると筋肉が減って脂肪が増えるらしいし、闘争心が減退するらしいから、これも問題だなぁ〜。
それでなくても年取ってボールが飛ばなくなっているのになぁ〜・・・
ゴルフには良いことはないみたいだなぁ〜。
さぁてどうしましょう?