古いラジオが出てきた。45年前の昭和50年頃、私が高校生の時に、親に受験勉強の為に短波放送を聞きたいから短波放送が聞けるラジオを買って欲しいと嘘を吐いて、親を騙して買ってもらったモノである。
ナショナル パナソニックのクーガRF-1150と云う機種で、正面はほぼ正方形のシルバーボディで真ん中に大きな黒いスピーカー、上にはジャイロアンテナが付いている。シルバー&ブラックのツートンカラーで当時としてはとても斬新なデザインのカッコイイラジオであった。、
懐かしくなって壊れていないかを確かめたくなって、後片付けを中止して、単一乾電池4個を入れてスイッチを入れてみたならば・・・
どこか接触が悪いのだろうか、ガースーピーと音はするのだが番組は聞こえてこない。
あちらこちらと触っている内に、FM放送は聞こえるようになった。
AM放送は感度が悪いが何とか聞こえるのだが、肝心の短波放送はまったく聞こえない。
ラジオなんて機械は、昔からある単純な構造なんだろうから、スイッチさえ入ったら聞こえるのかと思ったのだが・・・。
どこかが錆びてるのかなぁ〜。せっかく出て来たのだから災害時用に直したくなったのだが・・・
愛犬が、このラジオの雑音が気になるらしくて、ラジオに向かって唸るので妻が隣の部屋に持って行ってしまったのであった。
私よりも犬の方が大事らしい。