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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-05-12-Wednesday 本音?!

日本医師会の中川俊男会長が

今日12日に、新型コロナの「まん延防止等重点措置」が東京都内で適用されていた4月に国会議員の政治資金パーティーに参加したことについて記者会見をしたニュースが報道された。

どうやら今週発売された週刊文春に掲載されたらしい。北海道での文春発売は木曜日なので13日にならなければ詳細は不明であるが、またまた文春砲が炸裂したということなのか。

ニュース映像では「全国の皆様が我慢を続ける中、慎重に判断すべきだった」と述べ、パーティーには、日本医師会の常勤役員14人全員が出席していたことも明らかにした。

ニュースによると、自らが発起人となり4月20日朝に都内のホテルで自見英子参院議員(自民)のパーティーを開催。当日は後援会長として挨拶をした。ホテル業界の感染対策ガイドラインに基づいて検温、マスク着用、手指消毒などを行い、食事は提供せず、「感染対策は十分だった」と釈明したが、結局、謝罪はしないで「心配をお掛けした。時期が悪かった」みたいな訳のわからないことを言っていたが・・・

しかも、「参加していた」と云う単なる出席者のひとりではなくて、中川会長自らが後援会長として発起人を務めていると云うのだから完全に「主催者」である。壇上で挨拶までしているのであるから、これはマズイ言行不一致の典型だろう。

去年の11月頃にはわざわざテレビ会見までして国民に向かって「コロナをナメルナ!」とか言っていたし、今年になっても「4人以上の会食は止めろ!」「国会議員が範を示せ!櫂より始めよ!」なんてほざいていたくせになぁ〜・・・。

一般国民は4人以上の会食はダメでも、自分たちは100人以上でもOKだと云う論理なのか?こう云うのをダブルスタンダードと言うのである。これには自粛を半強制されている日本国民は黙っていないだろうなぁ〜。

でもこれは日本医師会の医者の「新型コロナは本当は怖くない」と云う「本音」なのであろうなぁ〜。汗が噴き出して拭き拭きしながら会見していたから本音がバレてしまったなぁ〜。

本音では「感染症対策をきちんとしていればコロナは怖くない」と思っているくせに、国民にはやたらと恐怖心を煽りに煽って「感染対策をとっても集まるな!」と言い続けることは大罪である。

本来ならば「対策をこうやってしっかりとやるならば、何人の集会でも大丈夫ですよ! ほら、私たち医師会の幹部も全員こうやって100名以上の集会を開催し参加したけど感染しなかったでしょ」と発信するべきだと思う。

本音と建前が大きく異なっていると、こういう言行不一致が発覚して叩かれることになるのだ。

「新型コロナは怖い」とさんざん国民を恐怖に陥れておきながら、コロナ患者をほとんど受け入れていない日本医師会は国から補助金などを受けて儲けている。まさに医は仁術ならぬ金術である。

コロナ禍はこう云う本音と建前が異なる医者やテレビに出演して出演料を稼ぎたい専門家と称するインチキな奴等や、国民に恐怖ばかりを煽るメディアの連中によって造り出された人災である。

世界的に見たら、感染者数も死亡者数も圧倒的に少ない日本なのであるが、この人災によって作り出された日本国民への心理的ダメージは世界一かもしれない。

コロナに対する恐怖心や自粛に対する依存症的な心理を刷り込まれてしまったから、そうそう簡単には熔けないのではないだろうか?

世界ではアフターコロナとかポストコロナとか言い始めているのに、日本では益々ひどい状況になっている。

今回の件で最も恐ろしいことは、中川会長を叩いて、叩いて、叩きまくって、コロナ禍で集会を開催することのデメリットが強調され過ぎることである。

メディアは換気、マスク着用、手指の消毒、大声での会話などを控える対策をとればコロナは怖くないと国民に教えることである。責めるべきは中川会長のダブルスタンダードであって、自粛を強化することでは決してない。そこを間違ってほしくはないなぁ〜。