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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-05-13-Thursday ワクチン接種の順番

新型コロナのワクチン接種に

関するニュースが多いが・・・。

今日は、どこぞの62歳の町長が高齢者に先んじて接種を受けたとする非難報道があったが・・・。何故にこの町長を非難するのであろうか?

詳細は知らないが、日本政府のワクチン接種の順番はちょっとオカシイのではないだろうか?

ワクチンって何の為に接種するのか? 

その根本を理解していないのでは?

ワクチンは抗体を持つ人数を増やして終息を早めて経済を回復させようと云うことではないのか?

それならば、行動半径が少ない高齢者から接種させるよりも、行動範囲の広い人や、多くの人と接する機会の多い人からワクチン接種をするべきであろうに・・・。

まさに公職で役場の職員やら、来訪者などと接する機会が多いであろう首長に接種するのは当然のことではないのだろうか?

医療関係者から接種するのは、(コロナに弱い)既往症を持った患者にも多数接しなければならないのだから、まず第一に優先させるのは当然のことであろうと国民も納得している。

でも、その次は、仕事上どうしても出歩かなければならなかったり、多くの人と接しなければならない人や、行動的な若者たちであろうに・・・。

高齢者よりも、むしろ高齢者施設で働く職員から先に接種するべきであろう。

家や施設からほとんど出ない高齢者から接種するのは、弱者である高齢者が重症化するのを少なくしようという配慮なのであろうがなぁ?

これだけ感染者数が増えている状況下で、普段は家や施設に居る高齢者を、ワクチン接種を施す医療関係者がまだ接種していない接種会場やら、ワクチン接種をしていない人が受付をする申し込み会場やらまで、高齢者を出掛けさせる方が感染リスクは高かまるのではなかろうか?

テレビのワイドショーでは、先を争ってワクチン接種を希望する人達を映し出していたが、それもこれも「コロナ怖い」を過剰に刷り込まれた人達が少しでも早くワクチンを接種したいと思うのであろう。

公平性ってことなのだろうが、悪しき平等主義の典型である。数が少ないのならば、最も効果的な接種方法を考えて欲しいものである。

それもこれも、厚生労働省のワクチン認可作業の遅さと、ワクチン輸入の遅さと、国内ワクチン製造が出来ない薬品会社の体質などが重なったのが原因であろう。

十分な量が諸外国同様に確保されていたら、こんな状況にはなっていないであろう。

厚生労働省は国民の生命を守るよりも、自らのメンツを守ることに腐心しているかのようである。

やっぱりコロナ禍は人災である。