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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-09-22-Wednesday 大不況?大恐慌?

昨日、検診の為に6ヵ月振りに札幌に行って来たが・・・

JRの特急列車は行きも帰りもガラガラ。

北大病院は混んではいたが、それでもコロナ禍以前ほどの混み様ではない。

列車の待ち時間で足裏マッサージ店に行ったが、ここもガラガラ。

昼食を食べに行ったデパート8階の食堂街の蕎麦屋もガラガラ。8階へはエスカレータで上り下りしたが、平日とは言いながらも、客は各フロアともまばらであった。

政府も行政体もいったい何を考えているのであろうか?

新型コロナウィルスが2019年暮れ頃に中国の武漢で流行して、日本でも2020年1月末頃には感染者が発生した。欧米でも感染者や死者が増加し、世界中でパンデミックになって、日本でも緊急事態宣言が発令され、自粛が始まったが・・・。

当時は新型コロナウィルスは未知のウィルスであったが・・・

既に1年半が過ぎ、もうすぐ2年になろうとしている。

この間、いったい政府は何をやっていたのであろうか?

国によって、生活様式は大きく異なる。民族的な体質も異なっているであろう。ノーベル賞受賞の中山教授が唱えた「ファクターX」が何なのかは依然として不明らしいが、日本は、幸いにも、諸外国に比較すると感染者数も死亡者数もかなり少ない。

それなのに、欧米各国に倣って、過剰な対策をして緊急事態宣言をやたらと発出した。

もうオリンピックもパラリンピックも終了したのだから、指定感染症の2類から5類に下げてもよさそうなものなのだが、政府は依然としてやる気配がない。菅首相は、政治的には既に「死に体」になっているというのに、アメリカ訪問をするという。いったい何のために、税金と時間を遣ってアメリカに行かなければならないのだろうか?

そんなことよりもサッサと5類に下げてくれよ!

このまま自粛を続けていたら、日本は大不況いや大恐慌に陥ってしまう。

コロナ禍の初めの頃は、飲食店が最大のターゲットにされた。次にエンターテインメント業界が、移動に関わる観光業界、飛行機・列車・バスなどの運輸業界が・・・。

そして、我が社のような、飲食店が入居している不動産賃貸業者も、テナントの飲食店が退去して大変な苦境に陥っている。

そもそも、自粛が続けば、新しい洋服を買っても着ていく場所が無いのだから、ファッション関係は、ユニクロみたいな安い普段着の店しか売れないだろう。服飾関係業者も、それらの集合体であるデパートも大変な状況である。

これらの苦しい企業は、やむを得ず従業員のクビを切らざるを得ないであろう。巷には働きたくても就職先が無い人達で溢れかえる。

輸入が滞るから、輸入に頼っていた物の値段が上がるだろう。既に木材の値段が上がり、アジアの工場が動かないから半導体やら部品やらの生産が出来なくて、それを輸入して生産している日本国内の工場も生産が出来ない。更にこれからは食料品やガソリンなどの生活必需品の値段が跳ね上がるであろう。

給料があたらないのだから、当然に購買力は落ちる。そこへ物価の上昇である。

今はまだ呑気に「命が大切だから緊急事態宣言の延長を!」なんてテレビのインタビューに答えている人達の生活も、急激に苦しくなるであろう。

たかが、風邪程度の病気で、経済をこれだけ破壊してどうするというのだろうか? 人間は皆いつかは死ぬのである。

それでも、主な収入が年金である高齢者たちには、苦しさが伝わり難い。

どうせ選挙に行くのは、高齢者が多いのだから、ポピュリスト政治家達は高齢者の言うことにしか従わなくなる。日本の若者に未来はない。

このまま、バカな自粛を続けたら、日本の経済に与えるダメージは回復不能の事態に陥ってしまうぞ。

バカな政治家や経済を知らない専門家と称する連中は「ワクチンパスポート」的な政策で、経済を活性化しようとするが、これは何度もこのブログに書いているが、税金を浪費して、混乱に拍車を掛け、ワクチン接種出来ない人を差別することにしかならない愚策である。

菅首相よ!アメリカに行く暇があったら、そんなことよりも、サッサと5類に下げろよ!