毎日、毎日、大量の不審なメールが入っている。最近、特にしつこいのが「Aleksander」とかいうネームで一日に10本以上も入ってくるものだが、どうやら外国から送り付けてきているようだ。中身も見ずにすぐに排除しているが、排除するのも面倒なほど多く送り付けてくるので嫌になっている。
今日は「ETC」の精算に関しての不審メールが入ってきたが、私は自分の車にETCなど積んではいない。そもそも車の運転が好きではないから、高速道路に乗ることなんか数年に一度程度しかないから現金払いで十分なのである。こういう類はすぐに詐欺メールだと分かる。
その他にも、「貴方がコンピュータの前で恥ずかしい行為をしているところを録画した。拡散されたくなければ電子マネーで振り込め云々」とかのメールが入ってくる。還暦過ぎたオッサンに送っても効果ってあるのだろうかなぁ〜。数打ちゃ当たると、男性と思しきアドレスに無差別に送り付けているのだろうけど・・・。
たまに、ネットの詐欺に掛かって〇〇円を振り込んだとかの記事が新聞に載ることがあるが、でも、本当にこんなモノに引っかかる人って居るのだろうかなぁ〜? 逆に不思議に感じるけど・・・。
困るのは、本当に必要なメールを誤って削除してしまうことだ。内容も見ないでタイトルだけで機械的に削除ボタンを押してしまうから、勢いで削除してしまって、また元に戻すのがまた面倒である。毎朝、毎朝、こんな不毛な作業に時間を取られるのがたまらく嫌だね。かといってメールは便利だから止める訳にもいかないし・・・。
かつて「北の屋台」を始める際に使用したキャッチフレーズに「便利は不便」があったが、もうひとつ「便利さは不可逆的だ」もあったなぁ〜。
一旦享受してしまった便利さは、もう元の不便さには戻れないものなのだ。
それにしても、詐欺の手段をよく考え出すものだと驚いている。