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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-09-25-Saturday ジャガイモ

我が家は大のジャガイモ好きな家系である。

第二次大戦中に育ち盛りであった父の年代(昭和2年生まれ)の人の中には、お米が食べられなくて、代用食としてイモとカボチャばかりを食べてきたから、もうイモとカボチャは見るもの嫌だと云う人と、逆に父の様に大好きになった人間とに極端に分かれる傾向があると云う。

我が家では、ジャガイモは毎日、味噌汁の具に入っていたし、おでんの具やすき焼きの中にもジャガイモが入っていた。休みの日には芋団子汁や芋団子を焼いて砂糖醤油を付けておやつにして食べていた。

私も、毎日の様に食べていたからジャガイモが大好きになった口である。

近年「越冬イモ」と云う、一冬、冷暗所で寝かせたジャガイモが流行っている。越冬イモは、イモのでんぷん質が寝かせている間に糖質に変化して、シットリと甘くなるのだ。これはどんな食べ方をしても最高に甘くて美味しい。ただし、家庭では保存法が難しくて、すぐに芽が出てきてしなびてしまうのである。我が家では台所の地下に「室」があって、そこにジャガイモを大量に保存しながら食べていたものだった。

さすがに最近は家に居る人員が減ったので、室を活用するほどではないのだが・・・。

今頃の秋の収穫時期になると「新じゃが」が販売される。新じゃがはホコホコして美味しいのであるが、「蒸す」蒸し芋だとエグミが口の中に残る。この時期の新じゃがは出汁の効いた薄い醤油タレで茹でてバターを付けて食べるのが大好きである。

先頃、息子の友人からジャガイモの「ひかり」とか云う新種のジャガイモをいただいた。通常の店舗で売っているメークインの3倍はあろうかという大きなジャガイモである。さっそくジャーマンポテトにしたり、おでんの具にしたりして食べたが、茹でても煮崩れもせずに形がそのまま残り、甘くて美味しい品種である。

さぁ、収穫の秋である。

これから美味しいものがたくさん食べられるぞ!