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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-09-26-Sunday ビデオ

趣味の「マジック」のテレビ番組を録画したくて、

大学を卒業(昭和55年)して初めての給料でビデオを購入した。

この当時の給料ではビデオは超高価なシロモノであったが、当時はやたらとテレビでマジックの番組が放送されていた時代であり、先進地の東京から離れて、北海道の片田舎に引っ込んだ身としては中央の情報に疎くなりたくなかったので、かなり無理して購入したのであった。

もちろん録画専用の機械でテレビ番組の録画しか出来ない。

私たち夫婦の結婚式当時(昭和60年)にはテレビ番組録画用のビデオも一般家庭にだいぶん普及してきて、式場の売り物のひとつとしてビデオによる動画撮影なんてサービスもあった。これに申し込んで撮影してもらったのだが・・・。

自分の結婚式のビデオは2回ほど見ただけで、今は物置に眠っている。

それでも自分でビデオ撮影がしたくなって、長女が誕生する機会(昭和61年)に、撮影用のビデオカメラを購入したのであった。

新しモノ好きの父は、8㎜ビデオを昭和40年頃に購入していたが、8mmの難点は3分間しか連続撮影が出来ないし、撮影したらカメラ屋にフィルムを現像に出して、映写機で映画館の様に暗い場所で映さなければならない点だ。

その点、ビデオカメラは撮影したその場ですぐ見られるし、テレビに繋げば昼間でも見られる。これは便利だと、父も大乗り気で購入したのであった。

それからは、子供の成長の記録やら家族団欒の様子やら、旅行なども撮影しまくったのであった。

最近は、誰でもスマホで簡単に動画を撮影出来るし、それをすぐに知人に送付することも出来る時代になった。

東北に嫁いだ長女が孫の動画を毎日の様に送ってきてくれる。

孫を見ていると、長女の小さい頃に仕草も姿かたちもソックリであることに気が付いた。DNAというのは恐ろしいものであるなぁ〜。それを娘に言ったら、昔の自分の動画があったら、それを観たいと云うので、物置に仕舞ってあった古い映像を引っ張り出してきてテレビで映し、そのテレビ画面の映像をスマホで撮影して、娘に送付したのであった。

娘は「笑っちゃうほどソックリだね・・・」と大喜びし、夫の家族と一緒に観ておおいに笑ったと云う。もっとたくさん観たいからDVDにして送って欲しいと云う。

ところがだ!

ビデオカメラの機種の規格がメーカー側の都合で途中で4種類ほども変わっていて、それぞれの規格が互換性がないのである。古い大きなビデオカメラはもう捨ててしまったが、捨てる前にDVDにダビングしておいたから、古いものの方は見ることが出来るのであるが、逆に比較的新しい機種で撮った映像が見られないのである。

電器屋に持って行って、DVDにダビングしてもらうしかないようだ。

メーカーもこんなに頻繁に規格変更をするなよな!