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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2021-10-26-Tuesday 文化勲章・文化功労者

2021年度の文化勲章・文化功労章の受賞者の発表があった。

文化勲章には、長嶋茂雄(85)さんや、ノーベル物理学賞の受賞が決まったばかりの真鍋俶郎(90)さんら9人に、文化功労章には加山雄三(84)さんら21人が選ばれた。

この文化勲章とノーベル賞との受賞の順番がいつも気になっている。

普通はこの受賞の順番は逆なのではなかろうか?

まずは、日本の章を受章してから、世界的な受賞と云うのが普通なのではないであろうか?

今回の真鍋さんの受賞も、先にノーベル賞の受賞が決まってから、慌てて文化勲章の受賞が決まったような感じがする。

このようなことは過去にも何度もあった。

要は、日本の政府などが、本当の功労者を理解していないということであろう。人を見る目が無いのか、正当な評価をしていないのか、それとも鈍感なのか。

だから、ノーベル賞のような世界的な権威ある賞を受賞した方に、慌てて文化勲章を授与するというような情けない事態が続いているのだ。

このニュースを見て、ふと思ったことがある。

帯広市でも似た様な事態があるのではないかと感じたのである。

たまたま、ここ数日間、アンコールワットの研究と修復で世界的に有名な上智大学の石澤良昭先生が来年1月27日に生まれ故郷の帯広市に来られるイベントのお手伝いをしている。

イベントと云うのは、石澤先生と同じ出身校である帯広三条高校と上智大学の卒業生である浅野祐一さんが、私が専務として1996-2006までの10年間活動してきた「十勝環境ラボラトリー(TKL)」と云う地球環境問題に貢献しようと作った組織が、2000年の7月に「国際環境大学公開講座」の講師として招聘した石澤先生の講演会に参加して、石澤先生の活動に感銘した同窓の浅野さんが自動車などの寄贈を申し出たことに始まる。

以来、去年の12月には4台目を寄贈するまでになった。

その感謝状贈呈式がコロナ禍で延期、延期になり、ようやく来年の1月27日に帯広で開催する運びとなったのである。毎回、このキッカケを作った私が、事務局的なことを担当しているのだが・・・。

帯広市は来年、開拓140周年の記念式典を開催する計画があると言う。

石澤先生は今年84歳、奥様を亡くされてから急に老け込んでしまわれた感がある。

石澤先生はアジアのノーベル賞とも言われる「マグサイサイ賞」を受賞されている帯広が生んだ初めての世界的偉人である。

先生がお元気な内に、帯広市の「名誉市民」として顕彰してはどうかと考えたのである。

さっそく、市役所に献策したのであるが・・・