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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-04-09-Saturday プーチンよ!

プーチンよ!お前はアホか?

ウクライナ侵攻をしてロシアにいったい何の利益があると云うのか?

首都のキエフ(最近はウクライナ語の発音のキーフと表記するらしい)の制圧から東部制圧に目的の変更をした様であるが・・・。

この目的変更は、ロシアが苦戦していることの現れであろうなぁ。

不当に勝手に独立を承認して侵入したウクライナ東部方面から、以前から不当に占拠しているクリミア半島までの地上でのラインを確保するべく目的の変更を行った様であるが、これはプーチンの自尊心を維持する為の変更であって最初からの予定が狂ったということであろう。しかし、途中にある都市のマリウポリ市をロシアはまだ制圧出来ていない。

ニュース映像でマリウポリの現在の姿を見ると、たとえロシアがこの町を制圧したとしても、これだけ自らが破壊してしまったら、建物だって施設だってそのまま使うことは不可能であろうに・・・。使うならば修繕費だって膨大に掛かるであろう。

西側諸国によるロシアへの経済制裁も効果が出始めているようだし、ロシアが使う戦費だって、ニュース解説によると一日に3兆円にもなるというから、ロシアは経済的にも自分で自分の首を絞めていることになる。

食料だって、ウクライナは「ヨーロッパの食糧庫」と言われた穀倉地帯であるのだから、そこでの農業が出来ない状態ならば、ロシアだって食糧不足に陥るであろう。

特に小麦の生産が出来なくなれば、世界中が困ることになる。

それでなくても、今年は小麦関係の値上がりが激しいのに・・・。

日本には、まだ「米」があるが、世界では小麦がなければ主食であるパンも食べられなくなる。

古来から「パンとサーカス」は国民に暴動を起こさせない為政者の必需品であったはずだが、そのパンが食べられなくなったら、暴動が起こり易くなるだろう。

ことはロシアだけにはとどまらないかもしれない。

ロシアは世界有数の小麦の輸出国だから、そのロシアの小麦が輸入出来なくなったり、小麦価格の高騰があったら、お金の無い貧しい国々はどうするのだろうか?

今回のロシアのウクライナ侵攻が原因で世界中で暴動が起こる可能性が高くなったのかもしれない。

とにかく「人は喰わなきゃ生きられない」のである。

ロシアの破滅も近いかもしれないが、世界中で不穏な動きが出てくるのではなかろうか?

それでなくても、ここ3年間のコロナ禍自粛で世界中の人間がイラついているであろうし・・・。

世界中で紛争が起こって、それが第三次世界大戦に発展する可能性も出てきたかもしれない。