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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-04-07-Thursday 書籍の整理

新年度になっても・・・

さっぱり、新しい風が吹いて来ない!

コロナ禍は、またまた新型の変異種が出ただのと大騒ぎしているが、いったいいつまで同じことを繰り返そうと云うのであろうか?

ロシアによるウクライナ侵攻も解決の目途が立っていないし・・・。

もう夢も希望も無くなって、パンドラの箱の中には絶望しか残っていない。

会社と自宅にある蔵書(マジック関係の1万6千冊を除く)のおよそ3000冊程の郷土関係書籍や資料を処分することにした。

祖父の勝がどのようにして十勝を目指して、当時どれくらいの費用と日数が掛かったのかを調べる為に購入した北海道渡航案内(明治28年)などの貴重な書籍や資料、父の圭司が観光協会会長を務めていたから、当時の十勝・帯広の観光関係の資料などe.t.c.。何せ、私も父も「捨てられない人」であったから膨大な資料が残っているのだ。

「捨てられない人」が「捨てる」ことを決心するのだから、涙がチョチョギレル。

ただ、ゴミとして処分するのは、どうしても忍びない。

坂本ビルの空スペース一箇所に全部集めて分類分けをした上で、帯広図書館と百年記念館に「寄贈するから引き取ってもらえないか?」と電話したのであるが・・・。

「郷土関係書籍と資料なら引き取る可能性があるにはあるが、既にほとんど所持していると思うので・・・」との返事である。

「一応、現物を見てから判断してくれないか?」と頼んだので、今日の午後に図書館から司書3人と百年記念館から学芸員1人が坂本ビルを訪れた。

現物を見て・・・。

「今月末の休館日に司書が大勢来て全部を運び出し、図書館で要、不要を判断し、不要なモノで百年記念館で必要なモノはそちらに渡す。そこでも不要なモノは処分する」ということになったのであった。

まずは3千冊の整理が出来そうなことになったのである。

ついでに、郷土関係資料以外の書籍を置いてある会社の「書庫」と「マジック・ミュージアム」も見学してもらった。

「これはすごい!」と皆が私のコレクションに驚き「帯広市もこう云うジャンルが特化されたモノを所蔵して特色ある図書館にすれば良いと思うのだが、行政はマジョリティの求めるモノを所蔵しなければならないので・・・」と歯切れが悪い。

確かに、図書館が出版される本の全てを所蔵していったら、スペースがいくらあっても足りないであろうが、その中でも、何かテーマを決めて「日本唯一のマジック図書館」を造ったならば全国的な話題にもなるのになぁ〜・・・。

帯広市は駅の地階にギャラリーを造っているが、あそこを「マジック・ミュージアム」にしてくれたら素晴らしい場所になるのだがなぁ〜。

私のこれだけのコレクションを散逸させてしまうのは、実にモッタイナイことであるなぁ〜。