今日は平日だから、昨日の日曜日に夫婦で映画「流浪の月」を観てデートして来た。
久し振りに映画を観て感動した。
先月に「ドライブ・マイカー」も観たが、「流浪の月」の方が良かった。
W主演の松坂桃李と広瀬すずの演技がとても良かったし、横浜流星も一皮剥けた感じがする怪演であった。
原作は凪良ゆうの小説で第17回本屋大賞を受賞した作品である。
監督(脚本)の李相日のシナリオが素晴らしい!
ネタバレになってしまっては申し訳ないから、詳しくは書かないが、昨日の私のブログの「罪作り」にも当て嵌まる。
そっとしておいてあげれば良いものを・・・
現代社会の病巣が凝縮されている。
「ホンネと建前」「無関心」「お節介」「未成熟な精神性と人間性」「わかっちゃいるけどやめられない」「余計な一言」など等、考えさせられ反省させられる映画であった。
話は変わって、映画館に行く前に、今年は自転車に乗ろうと思って物置から30年前に買ったマウンテンバイクを引っ張り出してきた。
町内を乗ってみたら変速機が数段しか機能しないので購入した自転車屋に乗って行って調整してもらうことにしたのである。
その自転車屋は自宅から5km弱ほど離れた場所にある。
高校生の頃に自転車通学していた時から贔屓にしていた柏葉高校近くにある自転車屋である。
行くのには約20分間ほども時間が掛かるが良い運動だと思って乗って行くことにしたのである。
変速機の調整程度で数分間で済むのかと思っていたのに・・・。
診てもらったら「とても古い自転車だから変速機の手元の機械がもう壊れていて、この部品はもう何年も前から製造されていないので同じメーカーから代替の部品を取り寄せて付け替えるしかないなぁ。1週間ほどは預からせて」と言う。「その間は代車を貸しましょうか?」と聞かれたのだが・・・。
私は何を思ったのか「いや、久しぶりに歩いて帰る」と言ってしまったのであった。
数年前の勝毎花火大会の時に、この近くの十勝川の堤防から自宅まで歩いて帰ったのを思い出したのだ。たしか1時間は掛からなかったのではと記憶していたのである。
実際に歩いてみたら自宅まで45分間で到着した。
普段は自動車でも通らないような道ばかりを選んでゆっくり楽しみながら街歩きをしたので実際に掛かった時間よりもかなり短く感じたのであった。
今年は健康のために徒歩や自転車を多用することにしようと思う。