«前の日記(■2022-06-15-Wednesday) 最新 次の日記(■2022-06-19-Sunday)»
 | トップ |  | ビル概要 |  | テナント構成 |  | 沿革 |  | アクセス |

観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-06-17-Friday 百周年

駒澤大学同窓会の創立百周年が、

東京の品川プリンスホテルで17日に開催され、北海道十勝地区支部会長として出席してきた。

エッ、百周年?

最初は聞き間違いかと思った。

駒澤大学の前身は、470年前の1592年に曹洞宗が創った「栴檀林」が起源で、元々はお坊さんの教育機関としてだと云うことは在学中から聞かされていたが、同窓会の歴史がそんなに長いとは知らなかった。

駒澤大学同窓会のHPから抜粋すると『駒澤大学同窓会は、学友会を前身とし、1922(大正11)年11月3日曹洞宗大学開校40周年記念式典において発足しました。1925(大正14)年大学令による駒澤大学への改称を経て、1930(昭和5)年10月12日「駒澤大学同窓会」へ改め同窓会会則を制定しました。平成に入り、活動の充実が求められ、2000(平成12)年4月全面改正が承認され、現在の同窓会活動がスタートしました。2022(令和4)年10月には、学友会創設から100周年を迎えます。』とある。

へぇ~、そうだったんだ!

この「2000年の全面改正」の時に、十勝にも支部を創設しようとした時に、私も十勝支部創設時には初代の幹事長として活動をしたから、22年程度の歴史だと思っていたのであった。

2000年は、丁度「北の屋台(2001年7月29日開業)」の準備期間で忙しくしていたのであるが、忙中閑ありで、北の屋台に入居することになっていた宇佐美明夫(当時はドイツレストランのワインケラー店主)さんが駒澤大学の先輩でもあった。

当時の東邦生命の帯広支店長さんが駒大OBということで、宇佐美さんと私をけしかけて十勝にも支部を発足させたのであった。

2000年の十勝支部創立記念総会には、元読売巨人軍の中畑清さんと新生なった同窓会長の大朏直人さんも駆け付けてくれて、帯広グランドホテルで設立総会を華々しく開催したことを思い出した。

駒澤大学の同窓会というと、どうしても役員にはお坊さんが多いのだが、十勝支部はお坊さんではない宇佐美さんが初代の支部会長に、補佐する幹事長も私であったから宗教色はかなり薄まったのであった。

ちなみに、北海道には8支部があるが、支部会長がお坊さんではないのは、札幌、函館、旭川、帯広の4つで、残りの4支部はお坊さんが支部会長である。

この日の品川プリンスホテルの会場には、全国59支部の内の56支部の支部長が集結した。

毎年、6月に「全国支部長会議」というのが開催されているが、コロナ禍で2年前は中止、去年は駒澤大学校内で半数がリモート参加で開催されたから、今年は2年振りにほぼ全員が集合したことになる。

私が支部会長になったのは2010年であるが、宇佐美支部長の代理としてそれ以前からもこの支部長会議には出席していたので、これまでに10回以上は出席をしているから、もうベテランの域に達している。

今回は13:30~16:00まで全国支部長会議で、17:30から「同窓会創立百周年懇親会」が開催される。

これまでに、同窓会活動に功績のあった方々を表彰することになっている。駒大野球部の元監督の太田誠さんと中畑清さんも出席したが、聞けば、新生駒大同窓会の創設には、この駒大野球部2人の師弟コンビの尽力が大きかったのだと言う。

たしかに同窓会に宗教色があまりに強過ぎると、一般の卒業生が入会しずらくなってしまう。

中畑清さんの底抜けの明るさと太田監督の人望が、幸いしていたのだなと感じたのであった。