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観光カリスマ
坂本和昭のブログ


■2022-06-21-Tuesday なんでも鑑定団

北海道では火曜夜9時頃に放送されている

「開運!なんでも鑑定団」を楽しみに見ている。

この日の出品者に「ローリングストーンズ・グッズ」のコレクターが登場したが、紹介VTRを見ると、このコレクター氏は、「ローリングストーンズ」に直接関するモノだけじゃなくて、ストーンズの楽曲の名称と同じ名前の馬が出走した馬券や、ミック・ジャガーに似た人の写真が載ったレコードジャケットまで購入すると言う徹底ぶりであった。私と同じ様な蒐集方法をしている人が居るんだなぁと感慨を深くしたのであった。しかし、このコレクター氏の自宅は段ボールだらけであった。蒐集したものを箱にしまってあるのだ。

これでは、コレクションが悲しむ。「モノ」は集められる為にあるのであろうか? 「モノ」にも感情があるとしたらば、箱に収められるよりも、展示してもらって大勢の人々の目に触れたいと思うのではなかろうか?

このコレクター氏も、いずれは自宅を改造して展示したいとは言っていたが・・・。これが実際にやってみるとなかなか難しいのである。

私も、こと「マジック」の蒐集品に関しては、直接「手品・奇術」には無関係であっても「魔術」「魔法」などにも幅を広げ、その内に「超能力」から「超常現象」にまで広がり、更に「そこから「お化け」「妖怪」「モンスター」などの不思議に広がっていった。「マジック」関連でも「歴史」を調べるために「猿楽・田楽」などの芸能の始まりから、「サーカス」「大道芸」「寄席」「香具師」「屋台」「ストリップ」「キャバレー」にまで幅を広げていったし、「マジック」を掘り下げるために「催眠術」「心理学」「錯覚」などの分野にまで手を拡げてしまったのである。

それらを展示してある「マジック・ミュージアム」には、ながらくコロナ禍で開店休業状態であったのだが、この6月に入ってからは、また見物客が徐々に増え始めてきたが・・・。

それら見物客の方々が皆、異口同音に「よくこれだけ集められましたねぇ~」と半ば呆れている様な感想を述べる。

自分でも呆れているのだから、他人からしたら・・・。

だが、遂にこれらの蒐集品を手放す決心をした。

これまでは、自分が所有するビル内の空きスペースをマジック・ミュージアムにしてきたのだが、マジック・ミュージアムを維持することが難しくなってきたのである。

11歳からマジックを始めて、モノが捨てられない性分であったから、何でもかんでも全てを捨てずに残してある。53年間に渡っての蒐集品であるから、量もすごいが掛けたお金も半端じゃない。

集めた責任としては、処理することも必要なのであろうと思う。

コロナ禍は気分も暗い方向にしか向いていかないなぁ~。